研究会情報

木曜会、人類研ほか、東アジア研究所主催の公開講座の予定とバックナンバー


連絡先として表示してあるメールアドレスは、スパムメール防止のため、画像ファイルとしております。予めご了承ください。

トップページに戻る

     
◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクトのお知らせ

「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究」
第6回研究会(アジア移民研究会通算第18回)

    事前の申し込みは不要です。ふるってご参加下さい。
    今回は法学部GCOEの支援を受けてシンポジウム形式で開催されます。

  • [仮タイトル]:「入管法改正20年後の日本」
  • [日時]:2010年1月9日(土)    12:30開場
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)東館8階ホール
  • [交通]:JR山手線田町駅/都営浅草線・三田線三田駅徒歩10分
  • 司会:吉原和男

  • <研究報告>
    • 13:00−13:40
      • 君塚 宏(法務省入国管理局)
      • 仮題「2009年入管法改正と今後の入管政策」
    • 13:50−14:30
      • 榎本 行雄(行政書司)
      • 仮題「実務家からみた1990年以降の入管行政の課題」
    • 14:40-15:20
      • 明石 純一(筑波大学)
      • 仮題「20年間の入管政策と今後の課題」

  • <休憩>

  • <コメント>
    • 16:00-16:20    近藤 敦(名城大学)
    • 16:25-16:45    松宮 朝(愛知県立大学)
    • 16:50-17:10    川村 千鶴子(大東文化大学)

  • <報告者応答>
    • 17:15-18:00

  • <全体討論>
    • 18:00-18:30
    • 座長:関根政美、浅川晃広
  • 終了後に三田界隈にて懇親会を開く予定です。
  • お問い合わせ先:吉原和男 

◇<第36回台湾ヤミ族文化研究フォーラム(FYCS)研究会案内>

  11月14日の第35回からあまり時間を隔てずして、第36回研究会を開催することとなりました。忙しない日程になりました。35回研究会とあわせてご案内申し上げます。発表者の太田氏は、生物地理学・系統分類学をご専門とする動物学者です。お若い時からウォーレス線を書き換えようと、蘭嶼はもとより、比律賓・台湾・沖縄の爬虫類を広範囲に調査していらっしゃいました。今回の研究会でも、ウォーレス線についての長年の研究成果、動物学者から見た鹿野忠雄論などもうかがえるものと楽しみにしています。

  • [日時]:2009年12月19日(土)午後2:00〜6:00(発表2時間、フリートーキング2時間)
  • [場所]:慶應義塾大学日吉校舎来往舎2F 小会議室研究棟地下1階 第一会議室
  • [発表者]:太田 英利氏(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所教授、兼琉球大学熱帯生物圏研究センター長)
  • [テーマ]:「東アジア熱帯・亜熱帯島嶼域の歴史生物地理と自然史―爬虫・両生類の分散、隔離、種分化、絶滅を中心に」

  • [発表要旨]:

      ユーラシア大陸東岸は世界的にも地殻変動の活発なエリアとされ、その沿岸には大陸との間や相互間での複雑な陸橋連結・海峡隔離の履歴をもつ島嶼群が並んでいる。私はこのうち熱帯・亜熱帯気候下にあるフィリピン北部から大隅諸島にかけての島々を対象に、その地史的・古地理学的履歴と、そこに生息する陸生脊椎動物(おもに爬虫類と両生類)における多様性、系統学的特性、進化・生態学的特性との関係を、多角的に検討してきた。

      本発表では視点を「各種・亜種の地理的分布が描くパタンにもとづく、この地域を対象としたこれまでの区系生物地理学的境界線の再評価」、「各系統群が描く系統地理パタンや近縁個体群間における遺伝距離の地理的パタンにもとづく、この地域を対象としたこれまでの古地理仮説の再評価」、「島嶼環境下における陸生動物の多様化、特殊化、絶滅と今後の研究課題」という3つの視点から話題提供を行ないたい。

  • [備考]:

◇「映像人類学とアート」人類学的表現の新地平を求めて

「映像人類学とアート」人類学的表現の新地平を求めて
−映像とアートが紡ぐ記録と表現の新たな関係
映像上映とシンポジウム

Films & Symposia: Art & Visual Anthropology
- Frontiers of Anthropological Expression: Towards a New Relationship between Observation and Expression Using Visual Images and Other Art Forms

   映像を用いた学術研究への志向と、アートとしての映像制作志向――映像人類学はその出発の当初より両方の志向にまたがりながらも、前者を重視するかたちで映像作品を生み出してきました。今回の企画では、映像人類学の原光景をふりかえりながら、フィールド映像記録と表現の問題を、学術映像とアートの間に横たわる諸問題とつきあわせて再検討します。さらに、今日めざましく発展・革新された映像手法を用いて新たな映像人類学的作品が生み出されている状況に照らして、この論点を新しいかたちで展開させたいと思います。その目的のため、古典的作品、現代の作品のなかから注目すべき映像作品を上映いたします。下記の協力機関より助力をうけ、作品を選出・上映し、その後、世界的映像人類学者をお招きして討論をおこないます。

※情報は随時更新いたします。

  • [日時]:2009年12月14日(月)15:30-19:30
              2009年12月15日(火)13:30-19:30
  • [会場]:慶應義塾大学三田キャンパス  東館6F  G-sec lab.
              港区三田2−15−45 JR田町駅・都営地下鉄三田駅から徒歩8分
  • [備考]:
    • 入場無料・事前申込み不要。
    • 開場時間は上映の30分前となります。

  • [プログラム]:
    • 12月14日(月)
      • 15:30-:映像上映
      • “A Balinese Trance Seance” (by Timothy Ash, Pasty Asch, & Linca Connor)
      • “Dead Birds.” (by Robert Gardner)
      • Gregory Batesonのバリ映像の一部 ほか
      • 18:00-19:30:コメント討論

    • 12月15日(火)
      • 13:30-:映像上映
      • “Kusum.” (by Jouko Analtonen, Antti Pakaslahthi)
      • “Were Ni! He is a Mad Man.” (by Frank Speed & Rymond William)
      • 牛山純一映像記録作品 ほか
      • 18:00-19:30:シンポジウム

  • [ゲストスピーカー]:
    • Sarah Pink(Loughborough University)
    • Karl G. Heider(University of South Carolina)
    • 新井 一寛(京都大学)
    • 内田 順子(国立歴史民俗学博物館)
    • 村尾 静二(総合研究大学院大学)
    • 橋本 順一(慶應義塾大学)

  • [モデレータ]: 宮坂 敬造(慶應義塾大学)
  • [主催]:慶應義塾大学アート・センター
  • [共催]:慶應義塾大学GCOE「論理と感性の先端的教育研究拠点形成」哲学・文化人類学班
  • [協力]:
    • 第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
    • Royal Anthropological Institute
    • 川崎市市民ミュージアム
  • [お問合せ先]:慶應義塾大学アート・センター
    • TEL:03-5427-1621
    • FAX:03-5427-1620
    • 〒108-8345 東京都港区三田2-15-45

◇第191回木曜会のお知らせ

  下記の通り木曜会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。

  • [日時]:2009年12月8日(火)午後6時10分〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎2階324番教室
  • [講師]:土居浩(ものつくり大学准教授)
  • [題名]:「墓を巡る会の活動をめぐって―民間学としての東京名墓顕彰会―」
  • [講師略歴]:
    • 1993年、京都教育大学(地域・歴史文化専攻)卒業。
    • 1999年、総合研究大学院大学(文化科学研究科国際日本研究専攻)修了。
    • 博士(学術、総研大1999)。
    • 国際日本文化研究センターCOE研究員を経て、2001年にものつくり大学教員、現在に至る。
  • [主な業績]:
    最近の業績として、
    • 「〈墓地の無縁化〉をめぐる構想力―掃苔道・霊園行政・柳田民俗学の場合―」『比較日本文化研究』10, 比較日本文化研究会, 2006年。
    • 「Religion of Geography の系譜―『地人論』ノート―」千田稔編『アジアの時代の地理学』古今書院,2008年。
    • 「仏教民俗学と近代仏教研究のあいだ―五来重に焦点を当てて―」『季刊日本思想史【特集】近代仏教』74(近刊)。
    がある。
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇東南アジア学会第82回研究大会のお知らせ

東南アジア学会第82回研究大会のお知らせ

  • [日程]:2009年12月5日(土)・12月6日(日)
  • [会場]:慶應義塾大学(三田)西校舎
               515教室・516教室(12月5日)、519教室(12月6日)
  • [大会準備室連絡先]:
    • 108-8345 東京都港区三田2-15-45
    • 慶應義塾大学経済学部 倉沢愛子研究室
    • Tel
      • 03-5427-1335(倉沢研究室直通)
      • 03-5427-1458(嶋尾研究室直通)
    • ウェブページはこちらです。

◇言説分析に基づくメディア社会学・講演会のお知らせ

言説分析に基づくメディア社会学・講演会
Research Seminar on Socio-Cultural Logic in Media

  • [日時]:2009年11月24日(日)15:00〜17:30
  • [会場]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・産業研究所会議室

  • [発表]:
    • Stephen H.Riggins(Professor of Memorial University of Newfoundland)
    • 題名:The Aboriginal Press in Canada:Social and Cultural Logic

  • [コメント]:
    • Mohacsi Gergely(慶應義塾大学GCOE研究員・文化人類学)

  • [司会]:宮坂敬造(慶應義塾大学教授)
  • 社会学系象徴的相互行為派の立場から、小集団過程の民族誌的調査ならびに会話やメディアの言説分析研究を行なってきた。カナダ先住民系の新聞メディアに関する著作を刊行して以来、関連諸研究を進めてきた。今回の講演は、その後の展開に触れ、「二重の役割」を批判的に総括し、メディアの言説の背後の認識枠組みを<社会的文化的論理>という観点に試論的に繋げる道筋について討議する(当日、論点レジメ配布・簡易通訳を予定)。
  • *会費無料・事前登録不要。

◇<第35回台湾ヤミ族文化研究フォーラム(FYCS)研究会案内>
  • [日時]:2009年11月14日(土)午後2:00〜6:00(発表2時間、フリートーキング2時間)
  • [場所]:慶應義塾大学日吉校舎来往舎2F 小会議室研究棟地下1階 第一会議室
  • [発表者]:和泉 司氏(慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター 非常勤講師)
  • [テーマ]:「西川満の文学活動における戦前戦後」

  • [梗概]:

      日本統治期の末期である1940年代(41〜45年)の〈台湾文壇〉において中心的な立場にあった(そして台湾人作家の活動を抑圧した)とされている作家・詩人・編集者の西川満(1908〜1999年)は、対立する作家たちからは当時、〈中央文壇〉進出志向の強い作家として批判されていた。1990年代以降の台湾文学研究においては、同時に体制寄り・総督府寄りの活動をしていたとの批判も受けている。そして、西川の〈中央文壇〉志向は、台湾の特殊性を詩や小説、随筆に盛り込んだエキゾチシズム傾向に現れている、とされている。

      今回の報告では、戦前の西川の文学活動とそのテクストの検討から、具体的に彼の〈中央文壇〉志向というものがどのようなものであったかを確認し、さらに45年の敗戦/光復後、東京に引き揚げた西川が発表し始めたテクストも検討することで、敗戦/光復後の西川に引き継がれたもの・捨てたものについても考察する。

      日本統治期の〈台湾文壇〉を論じる時、西川に触れない研究は皆無だが、具体的な西川のテクストに対する検討は、90年代半ばに中島利郎、陳藻香、藤井省三、垂水千恵などによって行われているものの、90年代から現在まで継続的に西川に言及しているのはほぼ中島のみという状況である。西川満は、その存在感に比べ、十分な検討がされていることが少ないのではないか、という問題意識を出発点に、西川満と台湾を巡るテクストの再検討を試みたい。

  • [備考]:

◇仙人の会、東アジア人類学研究会11月例会のお知らせ

  以下の通り研究例会を開催いたします。

  • [日時]:2009年11月14日(日)14:00〜18:00
  • [会場]:慶應義塾大学(三田)第1校舎3階131B教室
        JR山手線・京浜東北線 田町駅下車、徒歩8分。
        都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅下車、徒歩7分。
        都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅下車、徒歩8分。

  • [テーマ]:中間アクター
  • [発表1]:
    • 大石侑香(首都大学東京大学院人文科学研究科 社会人類学教室 博士後期課程)
    • 「ポスト社会主義期の地下資源開発とシベリア諸民族の土地利用:中間アクターの経済人類学的考察から」(仮)

  • [発表2]:
    • 中村知子(東北大学東北アジア研究センター専門研究員)
    • 「開発政策実践における社会構造分析:地方政府の実践を中心に」

  • [備考]:
    • 今回は仙人の会、東アジア人類学研究会の共催となります。
    • 例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
    • 発表希望または例会についての問い合わせは幹事までお願いします。
      sennin.no.kai@gmail.com(←@を半角にしてください)

◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクトのお知らせ

「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究」
第5回研究会(アジア移民研究会通算第17回)

    事前の申し込みは不要です。開催曜日と時間がいつもとは異なります。

  • [日時]:2009年11月13日(金)    18:00開場
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)南館5階D-2051番教室。
        会場は、キャンパス西端の法科大学院の校舎です。エレベーターを降りて左手の会議室です。
  • [交通]:JR山手線田町駅/都営浅草線・三田線三田駅徒歩10分
  • 司会:吉原和男

  • <研究報告>
    • 18:20-19:00
    • 報告者:寺澤 宏美(名古屋大学大学院国際開発研究科 DC)
    • 論題(仮題):名古屋のペルー人教会について

  • <コメント>
    • 19:10-19:40
    • 山脇 千賀子(文教大学国際学部 准教授)
    • 柳田 利夫(慶應義塾大学文学部 教授)

  • <討論>
    • 19:40-20:10
  • 終了後に三田界隈にて懇親会を開く予定です。
  • お問い合わせ先:吉原和男 

◇慶應義塾創立150年記念講演会のお知らせ

慶應義塾創立150年記念講演会
文学部社会学専攻海外招聘事業
三田哲学会慶應義塾150年記念事業
  • [日時]:2009年11月10日(火)15〜18時
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)南館地下4階ディスタンスラーニング教室
  • [講演者と題名]:
    • 韓栄恵(ソウル大学日本研究所所長)
            「記念日の比較社会学」

    • 王向華(香港大学副教授)
            「伝統的家族システムと日中の「公‐私」概念」
  • [講師紹介]:
    • 韓榮惠
      • 1956年韓国生まれ。専攻は社会学。ソウル大学で修士、筑波大学で博士号を取得。
      • 著書は、『日本社会概説』(ハンウル、2001)、『日本の地域社会と市民運動』(ハンウル、2004)など。
      • 石田雄 『日本の社会科学』(東京大学出版会)や 厳安生『日本留学精神史』(岩波書店)の韓国語訳も出している。
      • 主な論文としては、「在日朝鮮人社会における'民族舞踊'の継承とアイデンティティ」(ソウル大学校日本研究所『日本批評』2009.8)、「'民族名'使用を通じて見る在日朝鮮人のアイデンティティ:'民族'の限界と新しい意味」(現代日本学会『日本学論叢』2008.6)などがある。
    • 王向華
      • 1963年香港生まれ。専攻は社会人類学。英国オックスフォード大学で博士号を取得。
      • 主著にJapanese Bosses,Chinese Workers:Power and Control in a Hong Kong Megastore(1999,Curzon Press)がある。
      • 邦訳は『友情と私利 : 香港一日系スーパーの人類学的研究』(風響社、2004)。
      • 共著に『同じ釜の飯 : ナショナル炊飯器は人口680万の香港でなぜ800万台売れたか』(中野嘉子と共著、平凡社、2005)、共編著に『拡散するサブカルチャー : 個室化する欲望と癒しの進行形』(青弓社、2009)、『越境するポピュラーカルチャー : リコウランからタッキーまで』(青弓社、2009)がある。

  • [連絡先]:岡原正幸
    • 03-3453-4511(23074)
◇折口信夫・池田弥三郎記念講演会のお知らせ
  • [日時]:2009年11月7日(土)午後2〜5時
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)北舘ホール
  • [講演]:
    • アレックス・カー(東洋文化研究者)
    • 「日本の原風景と文化」
  • [対談]:
    • 「日本の原風景と現風景」
    • アレックス・カー、川村晃生(慶應義塾大学教授)
  • [主催]:慶應義塾大学文学部国文学研究室
  • [事務局]:慶應義塾大学文学部藤原研究室
  • [電話・FAX]:03-5427-1208
◇東アジア人類学研究会10月例会のお知らせ
  • [日時]:2009年10月31日(土)午後2時〜6時
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)1号館104教室
          *最寄り駅はJR山手線田町駅、もしくは都営地下鉄三田線三田駅です。
          周辺マップ:http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
  • [テーマ]:「開発の人類学」
  • [発表1]
    • 葉 伝忠(中国中央民族大学博士課程)
    • 「中国少数民族の観光開発と伝統文化保護の競合」
  • [発表2]
    • 宇田川 飛鳥(慶應義塾大学大学院後期博士課程)
    • 「セマングム干拓事業をめぐる生活史」
  • [コメンテーター]:渡部鮎美(国立歴史民俗博物館プロジェクト研究支援員)
  • 研究会終了後は懇親会もございますので、そちらの方もご参加ください。
  • 連絡先:稲沢 努   
  • 東ア研ブログ  http://blog.livedoor.jp/touaken/archives/1033386.html

◇韓国・朝鮮文化研究会 第10回研究大会のお知らせ
韓国・朝鮮文化研究会 第10回研究大会
  • [日時]:2009年10月24日(土)10:00-18:00
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)第一校舎122・124番教室
  • [プログラム]:
    • 10:00-12:00    一般研究発表
      • 森類臣「任在慶のジャーナリズム観と『ハンギョレ』――『ハンギョレ』創刊号から初期を中心に」
      • 宮下良子「在米コリアンのエスニシティ再考――ロサンゼルスのコリアタウンの事例を中心にして」
      • 金美連「南道のキリスト教会と庶民生活――新安郡を中心として」
    • 13:10〜18:00    シンポジウム「全羅道への地域研究的アプローチ――環シナ海の視点から」
      • 野村伸一「主旨説明:東シナ海周辺の基層文化からみた南道――地域研究の試み」
      • 野村伸一「李京,金容儀論文の要旨について」
      • 森平雅彦「高麗・宋通交と朝鮮西南島嶼」
      • 藤田明良「コメント:海域アジア史からみた全羅道」
      • 伊藤亜人「湖南地方における周縁性と座標軸」
      • <視点・論点>
        • 原尻英樹「東シナ海域における同年齢集団とアニミズム的世界」
        • 崔在佑「南道の文化‘パンソリ’と‘春香伝’――-異本間に見える補助人物の性格の差を中心として」
        • 宇田川飛鳥「二重の干拓を生きる界火島民族誌――全羅北道の干潟と干拓事業を中心に」
    • 18:30〜20:30    懇親会
      • 費用:大会参加費 1,000円
      • 懇親会費:(有職者)4,500円/(学生他)3,000円
  • 詳細は以下をご覧下さい。http://www007.upp.so-net.ne.jp/askc/pg30.html

◇仙人の会10月例会のお知らせ

  初秋の候、会員の皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしのことと思います。さて、仙人の会10月例会のお知らせを御案内申し上げます。ぜひ皆様万障繰り合わせの上、ご参加下さいませ。

  • [日時]:2009年10月18日(日)14:00〜18:00頃
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎5階352教室
  • [タイトル]: 「『難民』としてアメリカに移住したラオスのモン(Hmong)族―30数年の時を経て受け継がれる伝統と新しいモン族の諸相―」
  • [報告者]:吉川 太惠子(法政大学国際文化研究科博士後期課程)

  • [要旨]:

      中国歴代王朝によるモン族平定化に抵抗し、漢民族の排斥を受け続けたモン族は、18世紀頃からインドシナ半島へ南下し、タイ北部やラオス北部の山岳地帯に移り住んだ。第一次インドシナ戦争ではフランスに、第二次インドシナ戦争(ベトナム戦争)では、米国の傭兵として、モン族は最も危険な前線部隊を担った。このため、ラオスに1975年に共産政権が樹立されると、行き場を失ったモン族は、多くが共産勢力に殺戮され、生き残った人々は、自由勢力側に協力した代償として、タイの難民キャンプを経て、西欧諸国に「難民」として移住した。

      発表者は、エスニック・マイノリティのグローバル・ネットワークに関して、アメリカ合衆国、フランス、オーストラリアの三カ国に再定住したモン(Hmong)族[1] について研究を行っているが、本報告では、最も多くのモン族を受け入れたアメリカ合衆国におけるモン族の現状について発表したい。

      数あるアジア系移民の中でも、最も貧しく教育に恵まれなかったモン族は、移民から30数年を経てどのようにアメリカ社会に適応し、”Hmong American”としてのアイデンティティを確立してきたのだ ろうか。

      また、「流浪の民」として離散を繰り返したモン族にとって、Clan(一族)とその親族関係(Kinship)は、家族や親族を繋ぐ彼らのアイデンティティの中核を成す最も重要な要素であるとされているが、彼らがどのように父系家族優先社会を、現在もアメリカ社会で維持しているかを、その親族関係内における個々人の「スペース」の概念に着目して報告したい。

      なお、発表者は、モン族のアニミズムにもとづいて行われる儀式のなかでも、最も重要とされる葬式を、ミネソタにおいて2009年7月に、「身近な一親族」という扱いで参与観察する機会を得た。4日間続いたモン族の伝統的な葬送の儀式を事例に挙げながら、受け継がれる彼らの伝統が、親族関係内の「スペース」、すなわち人々の絆に基づいていることを報告したい。

      このように、“Hmong American”として、アメリカ社会に溶け込んでいるモン系アメリカ人の現状と、一方で伝統的社会の中に生きるモン族の諸相を本報告で発表することで、アメリカ社会における一少数民族であるモン族の生き様を伝えたいと考える。


      [1] モン族(Hmong)は、中国ではミャオ(苗)族と呼ばれ、中国・チベット語族。英語表記では、Hmongと書かれる。ミャンマー南部に住む、モン・クメール語族のモン(Mon)族は全く別の民族。


  • [備考]:
    • 例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
    • 例会案内はじめ会に関する情報はホームページもご覧ください。
    • また会員各位の参与される研究会・講演会については、仙人の会メーリングリストで宣伝することができます。登録済みのアドレスよりこちらへ告知を送信ください。是非ご活用くださいませ。
    • 発表希望または例会についての問い合わせは幹事までお願いします(メーリングリストで送られてきたメッセージにそのまま返信しますと、会員全員に配信されてしまいますのでご注意ください)。
    • 仙人の会 幹事(メーリングリスト管理者)09年度幹事
          藤野陽平・櫻田涼子 

◇東アジア研究所講演会のお知らせ

   下記の通り東アジア研究所講演会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。今回は三田哲学会・慶應義塾大学人類学研究会との共催です

  • [日時]:2009年10月17日(土)    午後3時〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎352教室。
  • [交通]:JR山手線田町駅/都営浅草線・三田線三田駅徒歩10分
  • [講師]:黄縷詩(ホアンルーシ。韓国・関東大学校メディア文学科教授)
  • [題名]:「韓国巫俗の現在―2000年代の研究動向―」(通訳:李美江)
  • [講師紹介]:
       現代韓国の巫俗の実態に最も精通した研究者で、著書は十数冊を数える。梨花女子大学大学院在籍中には一貫して巫俗を研究し、1987年に「ムーダン<巫堂>クンノリ<巫戯>研究」で学位(博士号)を取得した。研究領域は巫俗に留まらす、口碑文学、さらには韓国民間信仰全般に及んでいる。近年は特に江原道の各地を隈無く歩いてその伝承文化の丹念な発掘、調査に邁進している。また日本やアジアの民俗研究者との交流もあり、2007年からは、アジア太平洋文化センター誘致団諮問委員として献身している。
       今回の講演では、2000年代に入って韓国の巫俗研究がどのような展開をみせているかについて、ご自身の30年余りの研究歴を踏まえて概観してもらうことにした。
       近年の主要著書に以下などがある。
    • 『黄縷詩のわがムーダンの話』(プルピッ、2000年)
    • 『韓国民俗学新読解』(民俗苑、2001年、共著)
    • 『珍島シッキムクッ』(文化財庁、2001年)
    • 『江原の民謡2』(江原道、2002年、共著)
  • [写真展と巫俗公演のお知らせ]:
       金秀男写真展[霊を招き、霊と交わる]が、2009年10月16日(金)〜30日(金)、韓国文化院ギャラリーMI(東京都新宿区四谷4-4-1Tel. 03-3257-5970 地下鉄丸ノ内線四谷三丁目下車徒歩3分)で開催されます(午前10時から午後6時 日曜日休館 最終日は午後3時まで)。
       10月16日(金)午後5時半より済州島クッの公演があります。合わせてお出かけください。写真展・公演ともに無料です。
       韓国文化院のウェブページはこちらです。
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクトのお知らせ

「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究」
第4回研究会(アジア移民研究会通算第16回)

  • [日時]:2009年10月17日(土)    13:20開場
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)1号館1階101番教室。
  • [交通]:JR山手線田町駅/都営浅草線・三田線三田駅徒歩10分
  • 司会:吉原和男
  • <研究報告>
    • 13:30-15:00
    • 報告者:三田千代子(上智大学教授)
    • 論題:在日ブラジル人の社会経済生活ーアンケート調査から
  • 休憩
  • <コメント>
    • 15:20-16:30
    • 小池洋一(立命館大学教授)「ブラジル人の日本における就労環境から」
    • 杉村美紀(上智大学准教授)「多文化教育―日本とアジアの中華学校―」
    • 柳田利夫(慶應義塾大学教授)「在日ペルー人との比較から」
  • <報告者応答>16:30-17:00
  • <全体討論>
    • 17:00-17:30
    • 座長:柳田利夫
  • 終了後に三田界隈にて懇親会を開く予定です。
  • お問い合わせ先:吉原和男 

◇巡礼記研究会 第6回研究集会のお知らせ
  • [日時]:2009年9月12日(土)午後1〜6時
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)西校舎2階524番教室。
  • [交通]:JR山手線田町駅/都営浅草線・三田線三田駅徒歩10分
  • [研究発表]:『建久巡礼記』とその周辺
    • 野谷 健(駒場東邦中・高等学校非常勤講師)
          『建久巡礼記』薬師寺浄をめぐる一、二の問題 -- 『建久巡礼記研究・注釈篇』刊行に向けてのノート
    • 大橋直義(実践女子大学・恵泉女学園大学非常勤講師)
          巡礼・模擬・テクスト -- 『建久巡礼記』の構造
  • [研究発表]:縁起と巡礼
    • 土橋由佳子(フェリス女学院大学大学院生)
          『粉川寺縁起』の行基と仁範 -- 巻三「仁範聖人興隆寺第九」 の検討
    • 大東敬明(國學院大學伝統文化リサーチセンター ポスドク研究員)
          「八十通印信」と南都
    • 菅野扶美(共立女子短期大学)
          十三世紀前半の天野社と行勝上人

◇仙人の会7月例会のお知らせ
  • [日時]:2009年7月26日(日)14:00〜18:00頃
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)研究棟地下1階 第一会議室
      ※ 4・5・6月で使用した会場の建物とは異なります。ご注意ください。
  • [タイトル]:「女性をめぐる祭祀と幽霊‐寧波・湖心寺の歴史と瞿佑の『牡丹燈記』」
  • [報告者]:城尾ふみ子 (シカゴ大学東アジア言語文明学部博士課程 博士候補生)
  • [要旨]:

      本発表では瞿佑(1347-1433)の志怪小説集『剪燈新話』の中の一篇である「牡丹燈記」の寧波における流布と同話の舞台となった寧波湖心寺の歴史を辿ることで、明清中国における女性の祭祀の位置づけや志怪小説が土着化するプロセスなどを検証する。主な論点として、1)袁家と湖心寺の関係について。特に明代末期に湖心寺を巡って起こされた裁判に注目し、仏道に帰依した袁家の姉妹をめぐる祭祀がその裁判においてどのように扱われたのか考察する。2)湖心寺と廃墟のイメージについて。3)地元文献における「牡丹燈記」の変容。寧波の文人たちによって編纂された書物の中で同話がどのように変化し、地元の伝承として認識されていくようになったのかその過程を検討する。

  • [備考]:
    • 例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
    • 例会案内はじめ会に関する情報はホームページもご覧ください。
    • また会員各位の参与される研究会・講演会については、仙人の会メーリングリストで宣伝することができます。登録済みのアドレスよりこちらへ告知を送信ください。是非ご活用くださいませ。
    • 仙人の会 幹事(メーリングリスト管理者)09年度幹事 藤野陽平・櫻田涼子 

◇日本オセアニア学会関東地区研究例会

シンポジウム「ツバルとサンゴ礁‐人間共生系研究の最前線―分析と解釈をめぐる対話」

  • 日時:2009年7月25日(土)午後2時‐午後5時(午後1時30分受付開始)
  • 会場:慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎512教室 アクセスおよびキャンパス情報

発表者とタイトル

  • 司会と趣旨説明:棚橋 訓(お茶の水女子大学)
  • 発表1.山口 徹(慶應義塾大学)
      “Geoarchaeology of ‘a Drowning Island’: Prehistoric Human Settlement and Geomorphologic Formation of Funafuti Atoll, Tuvalu”
      (「沈みゆく」島のジオアーケオロジー:ツバル・フナフチ環礁の先史人間居住と地形発達史)
  • 発表2.山野博哉(国立環境研究所)
      “Intrinsic Vulnerability of Fongafale Islet, Tuvalu: A View from Geomorphology”
      (ツバル・フォンガファレ島に内在する脆弱性:地形学の視点から)
  • 発表3.深山直子(日本学術振興会)・石森大知(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所)
      “Who are the Fongafale Islanders? : The Construction of Localness in Tuvalu’s Capital”
      (フォンガファレ島民とはだれか?:ツバル首都圏におけるローカル性の構築)
  • 発表4.小林 誠(首都大学東京大学院)
      “Tuvaluans on the Move: Migration and Kinship Networks between Funafuti and Outer Islands”
      (移動の中のツバル人:フナフチ/離島間の移民と親族ネットワーク)
  • コメント: Niko Besnier(アムステルダム大学/早稲田大学)
  • 主催:日本オセアニア学会関東地区研究例会
  • 問い合わせ先:深山直子(日本オセアニア学会関東地区研究例会幹事) taalofa[@マーク]gmail.com
  • その他の情報: シンポジウムの発表とコメントは英語で行い、司会が随時解説と日本語通訳を行います。一般公開(参加費無料)
  • 会場設営と配布資料の準備の都合上、お手数ですが、ご参加くださる場合には、7月20日(月)までに下記メールアドレス(幹事:深山直子)宛てでお名前と参加人数をお知らせいただければ幸いです。
  • ご参加申し込み先: taalofa[@マーク]gmail.com
  • 各種のお問い合わせも、上記メールアドレス宛にお願い申し上げます。
◇三田社会学会2009年度大会

  今年度の大会も慶應義塾150年記念イベントとして開催されることになりました。

大会プログラム
  • 日時:2009年7月11日(土)10:30〜18:30
  • 会場:慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎513教室
  • 受付:10:00より
  • 参加費:会員は無料、一般1000円、学生500円
  • 自由報告  :10:30〜12:00
    • 司会:濱 日出夫(慶応義塾大学)
    • 1.三谷文栄(慶應義塾大学)
          「2007年慰安婦問題におけるメディアの役割  ―対外政策決定過程の視点から」
    • 2.藤原眞砂(島根県立大学)
          「日本の若い父親は金持ちで時間貧乏か  ―所得と労働時間に関する関係について」
    • 3.山岸健(慶應義塾大学名誉教授)
          「ソローの耳とヘレン・ケラーの手  ―世界体験/音 音楽 音楽風景/モチーフと方法、アプローチ」
  • お昼休み  :12:00〜13:00
  • 総会  :13:00〜13:15
  • [慶應義塾150年記念]シンポジウムT:「『国際社会学』の到達点」  :13:15〜15:15
    • 司会:塩原良和(慶應義塾大学)
    • 1.塩原良和(慶應義塾大学)
          「『国際社会学』を問い直す  ―多文化主義研究の視座から」
    • 2.木村真希子(明治学院大学)
          「辺境から見た国際社会学」
    • コメンテーター:小井土彰宏(一橋大学)・石井由香(立命館アジア太平洋大学)
  • 休憩  :15:15〜15:30
  • [慶應義塾150年記念]シンポジウムU:「地域研究とオーラルヒストリー」  :15:30〜18:30
    • 司会:鈴木正崇(慶應義塾大学)
    • 1.小林多寿子(日本女子大学)
          「オーラルヒストリーと地域における個人の<歴史化>」
    • 2.倉沢愛子(慶應義塾大学)
          「文献とオーラルの効果的併用の一例  ―日本軍政期のジャワにおける行政官大量罷免事件の真相をめぐって」
    • 3.清水 透(慶應義塾大学)
          「<経験>と他者理解  ―メキシコ・チアパスにおける聞き取り調査を踏まえて」
    • 4.柳田利夫(慶應義塾大学)
          「移動とアイデンティティ生成  ―日系二世の生活と地域」
    • コメンテーター:和崎春日(中部大学)・荒井芳廣(大妻女子大学)
  • 懇親会  :19:00〜21:00
    • 会場:中華飯店(田町駅近く)
    • 会費:一般会員 5,000円、院生会員 3,000円(当日受付で申し受けます。)

◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクト研究会の案内

  「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究:2009年度第3回研究会」
  今回は、東北大学東北アジア研究センターの比較移民研究会(代表:李仁子)との合同企画です。会場は東急東横線日吉駅前です。

  • [司会・コーディネイター]:吉原 和男、李 仁子
  • [日時]:2009年7月11日(土)・12日(日)
  • [場所]:慶應義塾大学日吉キャンパス(横浜市)来往舎(研究室棟)大会議室
  • 7月11日、土曜日 日吉キャンパス、来往舎大会議室

  • 13:00-14:20
    • 明石 純一(筑波大学)「アジア近隣諸国における社会統合策」(仮題)
    • 浅川 晃広(名古屋大学):コメント
  • 14:30-15:50
    • 豊田 三佳(Singapore Univ.)「シンガポールにおける社会福祉政策と外国人ケア労働者」
    • 木曽 恵子(東北大学):コメント
  • 16:00-17:20
    • 佐藤 悦子(東北大学院生)「ブラジルにおける日系人の宗教自助福祉組織―日本人シスターたちの布教を事例に」(仮題)
    • 寺澤 宏美(名古屋大学院生):コメント
  • 17:30-18:50
    • 石川 朝子(大阪大学院生)「多民族・多文化共生時代における中華学校のアイデンティティ保持・形成の教育―神戸中華同文学校の国際理解教育の試みから」(仮題)
    • 山本 須美子(東洋大学):コメント
  • 19:30−夕食、懇親会
  • 7月12日、日曜日 日吉キャンパス、来往舎中会議室

  • 10:30-11:50
    • 能勢 桂介(立命館大学院生)「移民の子の社会的排除―学校と就労の接続困難」(仮題)
    • 倉沢 宰(愛知学泉大学):コメント
  • 14:30-15:30
    • 吉原 直樹(東北大学)「総括コメント」
    • 全体討論
  • [備考]:
    • 日吉キャンパス内に少数の宿泊室(シングル4000円、ツイン7000円)が用意できますので、必要な方は6月20日までにご連絡下さい。
    • お問い合わせ先:瀬沼直之 

◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ

  下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。
  今回は三田哲学会との共催です。

  • [日時]:2009年7月7日(火)午後6時10分〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)西校舎523-A教室
  • [講師]:梅屋 潔(東北学院大学教養学部准教授)
  • [題名]:「政治批評としての踊りと音楽―ウガンダ東部アドラ民族の事例」
  • [要旨]:
      ウガンダ東部を中心にすむアドラ民族は、歌と踊りを盛んに行うことで知られている。葬送儀礼の挽歌、雨乞い、呪詛、そして週末の宴会などの席でロング・ドラム(fumbo)、弦楽器(tongol)、板と撥による打楽器(teke)といった楽器の演奏にあわせて歌い踊る。とりわけ宴会で即興的に歌われるものの中には、実際の時事を扱った歌詞も多い。本報告では、その中から1960年代から1970年代頃の出来事、特にアミン政権(1971-1979)を中心として歌ったものをとりあげ、歌詞の背景にある史実と照らし合わせて、歌詞に表れた当該地域での歴史解釈の独自性を分析する。その分析を通して、ここ四半世紀問われてきたポストコロニアル・エリートとそれにまつわる妖術の噂との関係が、従来考えられているほど単純には捉ええないことを確認したい。
  • [講師略歴]:
    • 1993年慶應義塾大学文学部卒業。
    • 1995年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。
    • 2002年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。
    • 1999年JICA国際協力事業団長期派遣専門家。
    • 1999年ウガンダ国立マケレレ大学社会科学部客員研究員。
    • 2005年東北学院大学教養学部助教授(2007年より准教授)。
    • 2007年同大学院人間情報学研究科准教授。
  • [主な業績]:
    • 「グローバル化と他者」奥野克己・花渕馨也編『文化人類学のレッスン―フィールドからの出発−』学陽書房、2005年。
    • 「酒に憑かれた男たち―ウガンダ・パドラにおける『問題飲酒』と妖術の民族誌―」『人間情報学研究』第12巻、東北学院大学人間情報学研究所、2007年。
    • 「アチョワ事件簿―あるいは『テソ民族誌』異聞―」『アリーナ』中部大学国際人間学研究所、2007年。
    • 「ウガンダ・パドラにおける『災因論』―jwogi、tipo、ayira、lamの観念を中心として―」『人間情報学研究』第13巻、東北学院大学人間情報学研究所、2008年。
    • 「ウガンダ・パドラにおける『災因論』―現地語(Dhopadhola)資料対訳編―」『人間情報学研究』第14巻、東北学院大学人間情報学研究所、2009年。
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇人間科学コロキアムのお知らせ

  文学部・人間科学専攻では、三田哲学会との共催で、2009年度人間科学コロキアムを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

  • [日時]:2009年7月1日(水)14:00−15:30
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)研究棟 第三会議室
  • [講演者]:香西豊子(東京大学大学院人文社会系研究科G-COE特任研究員)
  • [演題]:「疱瘡の島々――近世後期における天然痘の流行とフロンティア」
  • [概要]:
      今回の報告では、近世後期に、「日本」の島々で展開された植民地主義的な運動が、人びとにいかに経験されたかについて考えたい。
      報告者はかつて、公命により幕末の蝦夷島で行われた強制種痘という出来事を採りあげ、この問題を考察したことがある(配布の「論文抜き刷り」を参照)。幕末 の蝦夷島は、通例、「日本」や諸外国(とりわけロシア)の植民地主義的な動向に照らして描きだされる。が、そうして初めから政治的なフィルターを通して見 るのでは、当時現地を生きていた人びとは、抑圧され収奪された悲哀の主体としてしか見出されなくなる。そこで、いったん国家間の政治的な折衝は背景に押し やり、人びとの習俗や居住形態・人口動態・生態系などから当の出来事(強制種痘)を捉えかえしてみると、ほかならぬ現地に暮らす人々の生/身体こそが、フロンティアとして、地理的版図の問題に直結していたことが見えてきたのだった。
      それと比較する意味でも、今回は蝦夷島同様、幕末に領土をめぐる政治的な駆け引きにさらされた八丈島に注目し、そこで生きられた人びとの生について考察して ゆく。報告では、従来「民俗学」「文学」「医学史」「地域史」等に分断され扱われてきた資料を突きあわせ、そこに立ち現われる生のあり方を提示して、議論 に供することとしたい。
  • [講師略歴]:
    • 大阪大学文学部日本学科卒。
    • 同大学院文学研究科にて民俗学・文化人類学を修めた後(文学修士)、東京大学大学院総合文化研究科で社会学を専攻(学術修士・博士)。
    • 現在、東京大学大学院人文社会研究科グローバルCOE「死生学の展開と組織化」特任研究員。
    • 専門は社会学・医学史。
  • [主な業績]:
    • 『流通する「人体」』(勁草書房・2007年)。
    • 「解剖台と社会」(『思想』947号・2003年)。
    • 「バンキングと 身体」(『身体をめぐるレッスン2』岩波書店・2006年)。
    • 「日本における解剖体の歴史」(『日本解剖学雑誌』82巻1号・2007年)。
    • 「『野生』の 志向――天然記念物『奈良のシカ』をめぐる運動の歴史」(『環境民俗学』昭和堂・2008年)。
    • 「アイヌはなぜ『山に逃げた』か?」『思想』1017号:2009年1月。

◇東アジア研究所第24回学術大会のお知らせ

2009(平成21)年度 東アジア研究所
第24回学術大会プログラム〔6月27日(土)〕

  • [日時]:2009年6月27日(土)13時開始
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階東アジア研究所・共同研究室1
  • [タイムテーブル]:
    • 13:00−13:05 所長挨拶
    • 13:05−13:55 プロジェクト報告@
      • プロジェクト名:「グローバリゼーションと東アジアの公共観の変貌」(研究代表者:藤田弘夫 文学部教授)
      • 報告者:
        • 田中重好君(名古屋大学環境学研究科)
        • 熊田俊郎君(駿河台大学法学部)
        • 藤田弘夫君(慶應義塾大学文学部)
      • テーマ:「東アジアにおけるあたらしい公私関係の模索の諸相」
    • 13:55−14:45 プロジェクト報告A
      • プロジェクト名:「朝鮮半島における秩序変革」(研究代表者:小此木政夫 法学部教授)
      • 報告者:平岩俊司君(静岡県立大学大学院国際関係学研究科)
      • テーマ:「朝鮮半島情勢の変化と北朝鮮―秩序変革に適応できない北朝鮮外交―」
    • 14:45−15:05 コーヒーブレイク
    • 15:05−15:55 プロジェクト報告B
      • プロジェクト名:「近代中国の地域像」(研究代表者:山本英史 文学部教授)
      • 報告者:山本英史君(慶應義塾大学文学部)
      • テーマ:「近代蘇州における基層社会の管理と郷村役」
    • 15:55−16:45 プロジェクト報告C
      • プロジェクト名:「中国における市場秩序と制度に関する歴史分析」(研究代表者:古田和子 経済学部教授)
      • 報告者:岸本美緒君(お茶の水女子大学文教育学部)
      • テーマ:「『康熙不況』再考」
    • 16:45−17:15 新プロジェクト紹介D・E(発表時間:各15分)
      • D「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究」
        • 研究代表者:吉原和男 文学部教授
        • 報告者:吉原和男君(慶應義塾大学文学部)
      • E「戦時期アジア地域内諸都市の発展と社会変動―1930〜50年代の生活・営業・移動を中心に―」
        • 研究代表者:柳沢遊 経済学部教授
        • 報告者:柳沢遊君(慶應義塾大学経済学部)
    • 17:20−19:30 ビア・パーティー(於:大学院校舎8階・産業研究所会議室)

◇慶應義塾大学CARLS 哲学・文化人類学グループ公開シンポジウムのお知らせ

慶應義塾大学CARLS 哲学・文化人類学グループ公開シンポジウム
医療人類学の最前線III:家族・医療・政策

  • [日時]:2009年6月24日(水)18:00―20:00
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)東館4階GSEC セミナー室
  • [講師]:
    • Amy Borovoy (East Asian Studies, Princeton University)
        "What is a Good Society? Managing Difference and Disability in Japan"
    • Kathryn Goldfarb (Anthropology, University of Chicago)
        "Reproducing the Body Politic: Infertility, Adoption, and Japanese Public Policy"
  • [総括コメント]:柘植あづみ(明治学院大学:医療人類学)
  • [司会]:北中淳子(慶應義塾大学:医療人類学)
  •   医療人類学の最前線シリーズ第三弾では、医学史研究会との共催でプリンストン大学のボロボイ先生、シカゴ大学のゴールドファーブ先生をお迎えし、日本をフィールドにした北米人類学の最新の動向をご紹介いただきます。
      ボロボイ先生には、「引きこもり」や発達障害をめぐる教育現場での葛藤についてご講演いただき、ゴールドファーブ先生には日本の少子化と、養子制度・政策に関するお話をいただきます。
      コメンテーターには、生殖医療・遺伝子技術研究で知られる明治学院大学の柘植先生をお招きし、医療人類学的な家族研究の今後の可能性についてディスカッションを行います。皆様のご参加をお待ちしております。(会費無料、事前登録不要)
  • [主催・企画]:慶應義塾大学GCOE「論理と感性の先端的教育研究拠点形成」文化人類学チーム
  • [共催]:医学史研究会
◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ

  下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催します。万障お繰り合わせの上、御参集下さいますようお願い申し上げます。
  今回は大学院社会学研究科に提出された博士学位請求論文の公開審査を兼ねております。

  • [日時]:2009年6月24日(水)午後4時20分〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎346教室
  • [題名]:「台湾漢人社会のキリスト教に関する宗教人類学的研究―真耶蘇教会を中心に」
  • [講師]:藤野陽平(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー)
  • [コメンテイター]:
    • 宮坂敬造(慶應義塾大学教授)
    • 野村伸一(慶應義塾大学教授)
  • [講師略歴]:
    • 2001年3月 慶應義塾大学文学部人間関係学科卒業。
    • 2003年3月 慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。
    • 2006年3月 慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
    • 2005年5月〜2007年5月 台湾中央研究院民族学研究所訪問学員。
    • 2007年4月 国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員。
    • 2008年4月 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー。
    • 2008年10月 サイバー大学世界遺産学部メンター。
  • [主な業績]:
    • 「癒しの民俗宗教としての台湾キリスト教 ―真耶蘇教会を事例として―」『日本台湾学会報』第7号、2005.
    • 「病いの災因論から健康の福因論へ ―スピリチュアリティからみる民俗的健康観―」『人間と社会の探究』第60号、2005.
    • 「台湾のキリスト教にみるスピリットとスピリチュアリティ」『アジア遊学』第84号、勉誠出版、2006.
    • 「台湾のキリスト教の奉献行為とその構造 ―真耶蘇教会を事例として」『中国東南部における宗教の市場経済化に関する調査研究』(科研費報告書)2007.
    • 「主流派プロテスタント教会におけるスピリチュアリティ ―スピリットとスピリチュアリティの間で―」『次世代人文社会研究』第4号、2008.
    • 「台湾キリスト教の歴史的展開 ―プロテスタント教会を中心に―」『哲学』第119集、2008.
    • 「台湾のキリスト教における民俗的健康観 ―生活者の視点からの健康研究に向けて―」『生活学論叢』Vol.13(日本生活学会)2008.
    • 「関於宗教與高齢社会的一考察:以基督教的老人団契為例」『第二屆南瀛研究国際学術研討会論文稿』南瀛研究国際学術研討会(中文)、2008.
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ

下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。
今回は三田哲学会との共催です。

  • [日時]:2009年6月23日(火)午後6時10分〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)西校舎523-A教室
  • [題名]:「神々を体現する少女たち―バリにおけるサンヒャン・ドゥダリ儀礼」
  • [講師]:岩部俊美(洗足池心理研究室主宰)
  • [講師略歴]:
    • 1999年〜2005年 お茶の水女子大学発達臨床相談室 心理相談員
    • 2002年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科(人間発達学専攻)満期退学
    • 2005年〜フィスメック メンタルヘルス総合研究室 臨床心理士
    • 2006年〜2009年 順天堂東京江東高齢者医療センター 臨床心理士
    • 2008年〜洗足池心理研究室主宰
  • [主な業績]:
    • 「青年の愛着と対人関係」『臨床教育心理学研究』20巻1号、1994年。
    • 『幼児における負の感情への対処方略関連要因』(お茶の水女子大学大学院修士論文)1996年。
    • 「バリにおける伝統的治療者」『お茶の水女子大学発達臨床相談室紀要』5 号、2003年。
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇仙人の会6月例会のお知らせ
  • [日時]:2009年6月14日(日)14:00〜18:00頃
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎5階352教室
  • [タイトル]:「戦後初期の中国東北延辺地域社会変動と東北延辺民主大同盟」
  • [報告者]:花井みわ(明治大学非常勤講師)
  • [要旨]:

      本発表では、1945年8月以降から1946年までの間に、中国東北延辺地域社会をリードした東北延辺人民民主大同盟が延辺社会に果たした役割を検討する。

      1945年8月初頭から延辺各地では地域のエリートたちによってソ連紅軍歓迎会が密かに組織された。ソ連紅軍歓迎会は8月15日以降公に活動を行い、組織を拡大し、ソ連軍の指示を受けながら延辺地域の群衆工作を展開した。9月には労農青総同盟を創建し、10月には東北延辺人民民主大同盟に改めた。東北延辺人民民主大同盟は総務部、宣伝部、組織部、青年部、婦人部を設置し、その基層組織は延吉、和龍、琿春、汪清、敦化、安図県に分布した。1946年東北延辺人民民主大同盟の成員数は14万5千人に達したが、成員の90%以上が朝鮮族であった。

      東北延辺人民民主大同盟は「中韓民族平等」「民権自由」「民生幸福」「民主的な連合政府の設立」を目的とし、戦後初期に事実上政権としての役割を果たした。東北延辺人民民主大同盟の設立、活動、解散までの過程を通して朝鮮族エリートたちの対応を考察する。

  • [備考]:
    • 例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
    • 例会案内はじめ会に関する情報はホームページもご覧ください。
    • また会員各位の参与される研究会・講演会については、仙人の会メーリングリストで宣伝することができます。登録済みのアドレスよりこちらへ告知を送信ください。是非ご活用くださいませ。
    • 仙人の会 幹事(メーリングリスト管理者)09年度幹事 藤野陽平・櫻田涼子 

◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクト研究会の案内

   「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究:2009年度第2回研究会」

  • [日時]:2009年6月13日(土)午後1時15分開場
  • [場所]:慶應義塾大学三田キャンパス東館G-SEC 6階
  • [共通テーマ(仮)]:「日本の地方自治体における外国人受け入れと定住化の現状―自治体行政と日本の移民政策の課題を考える―」
  • [第1報告](午後1時30分開始)
    • 発表者:倉沢宰(愛知学泉大学)
    • 論題:「外国人労働者の増加と地方都市の対応―愛知県岡崎市を事例に―」
    • コメンテーター:池上重弘(静岡文化芸術大学)
  • [第2報告](午後3時45分開始)
    • 発表者:渡辺直由(岐阜県美濃加茂市長)・坂井嘉巳(前・美濃加茂市経営企画部多文化共生室長)
    • 論題:「外国人集住都市会議の座長都市を終えて」
  • [司会]:吉原 和男・柳田利夫
  • [コメンテーター]:片山善博(慶應義塾大学)
  • [懇親会]:研究会終了後の6時頃より、東館交流室にて立食形式にて行います。今回は事前申し込みが必要となります。連絡先は研究会案内の第2報(発表要旨も掲載予定)でお知らせいたします。
  • [お問合せ先]:
    • 吉原和男 
    • 瀬沼直之 

◇東アジア人類学研究会5月例会のお知らせ

下記の通り研究会を開催いたしますので、お誘いあわせの上、ご参集のほどよろしくお願い致します。

東アジア人類学研究会2009年度特別シンポジウム

  • [日時]:2009年5月24日(日)午後2時〜6時30分
    *2時ちょうどにスタートしますので、お早めにご来場ください。
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎4階342番教室
  • [テーマ]:「<高齢者福祉>の人類学」
  • [司会]:櫻田 涼子(筑波大学博士課程)
  • [発表1]
    • 小林 宏至(首都大学東京博士課程)
    • 「ホストとしての『高齢者』からゲストとしての高齢者へ――大都市東京『下町』地域の高齢者生活と『高齢者』自身による福祉活動」(仮)
  • [発表2]
    • 加賀谷 真梨(日本学術振興会特別研究員/一橋大学)
    • 「介護保険法と住民組織との間で浮遊する高齢者の『生』――沖縄県竹富町A町を事例に」(仮)
  • [発表3]
    • 藤野 陽平(東京外国語大学ジュニア・フェロー)
    • 「現代宗教における『高齢者』福祉の実践――台湾の民衆キリスト教の事例から」(仮)
  • [発表4]
    • 稲澤 努(東北大学博士課程)
    • 「近隣住民組織の宗教的活動と高齢者『福祉』――広東省の一地方都市の事例から」(仮)
  • [発表5]
    • 河合 洋尚(中国・嘉應大学専任講師)
    • 「香港の社区型高齢者福祉はなぜ広州市の下町で歓迎されたか?」(仮)
  • [コメンテーター]:吉野 晃 氏(東京学芸大学教授)
  • 発表時間は1人30分(発表25分、質疑応答5分)、全体討論は1時間強(コメンテーターおよびフロアからのコメントおよび議論)を設けております。
  • 研究会終了後は懇親会もございますので、そちらの方もご参加ください。
  • なお、東アジア人類学研究会は発表者を募集しております。今年度2月以降で発表をご希望の方がおられましたら、幹事の方までご連絡ください(連絡先 藤野陽平)。

◇慶應義塾大学東アジア研究所プロジェクト研究会の案内

  2009年度の「アジア太平洋地域におけるマイグレーションと日本の外国人受け入れに関する総合的研究」(代表:吉原和男)の第1回と第2回の研究会の日程と報告につい て以下のようにお知らせいたします。なお、このプロジェクトは過去3年間、学内研究助成金を受けて実施されてきたアジア移民研究会を継承しています。

  • [日時]:2009年5月23日(土)午後1時30分開始
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)1号館1階110番教室
  • [第1報告]
    • 発表者:奈倉京子(京都文教大学)
    • 論題:「日本からの『海帰』に関する調査報告:厦門,広州における聞き取りをもとに」
  • [第2報告]
    • 発表者:王雪萍(関西学院大学)
    • 論題:「建国初期中国の留学生・華僑政策と帰国留日学生・華僑」
  • [司会]:吉原 和男(慶應義塾大学文学部)
  • [コメンテーター]:五島 文雄(静岡県立大学)
  • 研究会終了後に懇親会を開きます。会場未定。
  • [お問合せ先]:
    • 吉原和男 
    • 瀬沼直之 

◇<台湾ヤミ(タオ)族文化研究フォーラム:第34回研究会案内>
  • [日時]:2009年5月23日(土)午後2:00〜6:00(発表2時間、フリートーキング2時間)
  • [場所]:慶應義塾大学日吉校舎 来往舎2F小会議室東横線日吉駅下車
  • [発表者]:徐韶?(ショウエイ)氏(エイは、「音」へんに「英」)
  • [テーマ]:「椰油村Rusarsol遺跡調査について」

      徐韶?氏は原住民文化研究者のご尊父徐瀛洲(エイシュウ)氏に伴われ少女時代から蘭嶼に出入りされていました。蘭嶼の古い風景や文化変容の在りようをもっともよくご存じの方です。また、今や日本でも著名なヤミ(タオ)族作家シャマン・ラポガンの幼馴染でもあります。

      今回のご発表は、すでに昨年末に発行された台湾史前文化博物館刊行『南島研究学報』V2−bP(奥付は2008年6月刊)に掲載された「蘭嶼郷椰油村Rusarsol遺址調査報告」の論旨を日本語で再論していただくことが主となりますが、実は、そこで紹介しきれなかった写真資料が多数あります。女史自身が1978〜1983年にRusarsol遺跡で表面採集したビーズ玉・土器片・腕輪などの遺物、あるいは写真を見せていただくことになっています。さらには、同遺跡で発見された甕棺の写真なども提出していただき、考古学的見地からの蘭嶼の歴史・ヤミ(タオ)族の歴史を論じていただきます。

      下記の台湾ヤミ族文化研究フォーラム(FYCS)HPでも、研究会情報その他を確認することができます。http://www.aorod.com/TAO/

      同好の方々にお声掛けしていただければ幸いです。なお、初めてこの研究会にご出席くださる方は、配布資料準備のため、上記HP管理者学習院女子大乾尚彦、または、下記皆川宛ご一報いただければ幸いです。

      また、新型インフルエンザ流行などで、会場が確保できなくなることも想定できます。その場合はHPに延期連絡を掲示しますが、下記皆川用携帯にお問い合わせ下さっても結構です。

  • [お問合せ先]:R.Minagawa(皆川隆一)
    • TEL:080-5192-2632

◇第190回木曜会のお知らせ

下記の通り木曜会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。
今回は三田哲学会との共催です。

  • [日時]:2009年5月19日(火)午後6時10分〜
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)西校舎523-A教室
  • [題名]:「戦争の民俗への新視角―千人結から千人針へ」
  • [講師]:渡邉一弘(昭和館学芸部企画係長)
  • [講師略歴]:
    • 1966年生まれ。宮崎市出身。
    • 1991年 鹿児島大学大学院人文科学研究科文化基礎論修了(民俗学)
    • 1991年〜1993年 宮崎県史編さん室嘱託(『宮崎県史 民俗1・2』編集執筆)
    • 1995年〜1998年 宮崎県立総合博物館専門調査員
    • 2001年〜昭和館学芸部企画係長として勤務
    • 2008年〜総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻博士後期入学
  • [主な業績]:
    • 「南九州のシャーマニズム」『民俗宗教と生活伝承』岩田書院、1999。
    • 「猟場が生み出す道具」『民具研究』120号、日本民具学会、1999。
    • 「戦没者遺族による手記・体験記等の整理」『昭和のくらし研究』創刊号、昭和館、2002。
    • 「千人針研究に向けての整理」『昭和のくらし研究』第6号、昭和館、2008。
  • [お問合せ先]:鈴木正崇

◇仙人の会5月例会のお知らせ
  • [日時]:2009年5月17日(日)14:00〜18:00
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎5階352教室
  • [タイトル]:「族譜と葬送儀礼からみる中国プイ族の祖先観念」
  • [報告者]:余志清(清泉女子大学非常勤講師)
  • [要旨]:

      中国貴州省貴陽市周辺に居住しているプイ族の間に、自分の祖先が「江西省吉安府朱市巷から来た」という「祖先移住伝説」が広く伝わっている。また、多くのプイ族の族譜にも、祖先が江西省から来た漢族であると記されており、さらにプイ族を含めた「非漢民族」を鎮圧するために貴州省へやってきた「征夷大将軍」であるという記載もある。

      一方では、人が死んだら、自民族の祖先のいるところへ帰るという観念は移動の歴史をもつ西南中国の多くの少数民族にみられるものである。この地域のプイ族の葬送儀礼(とくに「超度儀礼」)においてもこうした観念が凝縮して現れている。この祖先のいるところ、つまり「祖先界」は、江西省ではなく、自民族の発祥地である。「超度儀礼」において、死者を無事に「祖先界」に帰らせるために、さまざまな装置が用意されている。「祖先がプイ族である」ということも、多くの場面で強調されている。

      本発表は、収集した族譜と葬送儀礼の細部から、プイ族の重層的な祖先観念とその発生背景について考察し、その意味について検討していく。

  • [備考]:
    • 例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
    • 例会案内はじめ会に関する情報はホームページもご覧ください。
    • 仙人の会 幹事(メーリングリスト管理者)09年度幹事 藤野陽平・櫻田涼子 

◇仙人の会4月例会のお知らせ
  • [日時]:2009年4月18日(土)14:00〜18:00頃
  • [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎5階352教室
  • [タイトル]:中国中世の鬼神観と却鬼書―『女青鬼律』と『白澤圖』の比較を通して―
  • [報告者]:佐々木聡(東北大学大学院文学研究科博士後期課程)
  • [要旨]:

      鬼神とは、狭義には死者の霊魂や神々、さらに広義には冥界の鬼官、山野に跋扈する悪鬼・精怪といったモノをも包括する概念であり、その鬼神に対する観念を鬼神観と呼ぶ。そもそも怪力乱神を語らずと言った孔子にさえ、鬼神について滔々と語った説話が残るほど、中国文化は鬼神・怪異譚と馴染み深い。そこで鬼神観に関する資料を渉猟してみれば、思想書・宗教経典・小説・詩文などの文献資料のみならず、各民族が保有する膨大な口碑、さらには美術や考古文物など実に多岐に亘り、それに比例して研究史も重厚である。

      その中で、本発表で扱う資料は、「南斗三台鬼、姓溟、名温夫」「玉之精名曰委然」などというように鬼神の姓名録の体裁を取る資料群である。これらの資料が同様に多数の鬼神・精怪を列記する『玄中記』などの同時期の博物書と明確に異なる点は、「鬼の名前を呼べば、鬼を撃退使役できる」という理念を基底とした却鬼書の性質を持つ点である。従来、これらの資料は、個別的に検討されたり、或いは、道教思想史の一環として研究される場合が多かったが、そこに描かれる鬼神観自体を体系的に捉え、比較検討するような研究は、これまで十分には行われてこなかった。

      この状況を踏まえ、本発表では、共に六朝初期に成立したとされる『女青鬼律』と『白沢図』という二つの系統の異なる資料を取り上げる。前者は初期天師道の経典として道教信仰の中に取り込まれ、後者は『隋書』経籍志以降、子部五行類に分類され、雑占書と結びついていくなど、異なる受容史をたどる資料であるが、共に「鬼の名前を呼べば、鬼を撃退・使役できる」という却鬼理念を下敷きにする書物であり、その共通性も既に指摘されている。しかし、その鬼神記述の検討、両者の持つ鬼神観体系の比較を通して、それぞれの鬼神観の相違点もまた浮かび上がってきた。そこから、本発表では、両書の持つ背景の違いを踏まえながら、鬼神・精怪、そして怪異に対する当代人の営為を描写してみたい。

      また、『白沢図』及び白沢の信仰は、時代と場所を隔てた江戸期の日本でも流行したことが知られている。無論、発表者にはこの問題を論じる技量はないが、これと関連して、日本文化史や民俗学における妖怪研究と中国学における鬼神研究の関連性についても、いささか言及してみたいと思う。

  • [備考]:
  • [幹事連絡先]:

○過去の開催記録:2008年度以前の研究会の開催記録は、以下をご覧ください。
SEO [PR] 新型インフルエンザ フラワーギフト 再就職支援 冷え対策 動画 無料レンタルサーバー ブログ SEO