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◇研究会開催のお知らせ:慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。今回は三田哲学会との共催です。
- [日時]:2007年12月18日(火)午後6時10分〜
- [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎1階314番教室
- [講師]:中野麻衣子(松蔭大学講師)
- [題名]:「豊かさをめぐる競争―バリ島における階層変化と消費モダニズム」
- [講師略歴]:
- 1996年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。
- 2007年一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学研究専攻博士課程単位修得退学。
- ウダヤナ大学大学院文化研究科留学(1999.1-2001.1)。
- 日本学術振興会特別研究員(2002.4-2004.3)。
- 2006年4月より現職。
- [主な業績]:
- 「バールとゲンシー:バリにおける資金集め活動と消費モダニズム」『くにたち人類学研究』第2巻、2007年。
- 「バリ島村落社会における芸能集団の組織化とその実践:アダットとビスニスを中心に」『哲学』第107集、三田哲学会、2002年。など。
- [お問合せ先]:鈴木正崇
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◇研究会開催のお知らせ:慶應義塾大学人類学研究会 |
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下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。
今回は三田哲学会との共催です。
- [日時]:2007年6月27日(水) 午後6時10分〜
- [場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎1階314番教室
- [発表者]:國弘暁子(神奈川大学COE研究員 [PD])
- [発表題目]:「インド・グジャラート州に生きるヒジュラの象徴的コミュニティ形成」
- 【要旨】
男性として生を受けた現世を放棄し、女性の装いであるサリーを身に纏うインドのヒジュラは、
ヒンドゥー女神の帰依者として、俗世界の人々に乞食(こつじき)を行い生きる人々である。
一般の男性や女性と異なる外観を呈し、しばしば強引な乞食を行うヒジュラは、
人々から不快な存在と見なされ、また嘲笑の対象ともされる。本発表では、
人々から疎まれるヒジュラと生活を共にした参与観察データをもとに、ヒジュラとして生きる者たちの、
コミュニティ形成のあり方について報告する。
- 【講師略歴】
- 1999年インド政府給費留学生として、インド、グジャラート・ヴィディヤピット大学大学院社会人類学部修士課程修了。
- 2000年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程入学。
- 2001年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)留学。
- お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。
- 2006年4月より神奈川大学21世紀COEプログラム研究員。
- 【主要業績】
- 「ヒジュラ―ジェンダーと宗教の境界域」『ジェンダー研究』第8号、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター、2005年.
- 『ヒンドゥー女神帰依者としてのヒジュラの多義性―インド、グジャラートにおけるヒジュラの存立構造に関する文化人類学的考察』(お茶の水女子大学博士論文)、2006年。
- [お問合せ先]:鈴木正崇
- TEL:03-5427-1138
- FAX:03-5427-1578
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◇研究会開催のお知らせ:慶應義塾大学人類学研究会 |
下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。今回は三田哲学会との共催です。
- [日時]:2007年5月22日(火) 午後6時10分〜
- [場所]:慶應義塾大学(三田)第3校舎1階314番教室
- [発表者]:高橋孝代(国士舘大学講師)
- [発表題目]:「沖永良部島−『境界性の人類学』の試み」
- [講師略歴]:
- 沖永良部島生まれ。鹿児島県立沖永良部高校卒業。
- 1990年早稲田大学卒業。
- 1997サンフランシスコ州立大学卒業。
- 2004年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程修了。
- 現在、早稲田大学/琉球・沖縄研究所客員研究員。放送大学・国士舘大学非常勤講師。
- [主な業績]:
- 著書:『境界性の人類学−重層する沖永良部島民のアイデンティティ』弘文堂、2006年。
- 論文:
- 「琉球民族は存在するか」『琉球弧・重なり合う歴史認識』森話社、2007年。
- 「沖永良部島の戦後史から現在をみる」『戦後奄美史』南方新社、2005年。
- 「沖永良部島民のアイデンティティと政治の歴史」『沖縄文化研究』第29号、法政大学沖縄文化研究所、2003年。
- "Border Identity of Okinoerabu Islanders" Journal of the Graduate School of Asia-Pacific Studies, Waseda University,2002 など。
- [お問合せ先]:鈴木正崇(慶應義塾大学文学部)
- TEL:03-5427-1138
- FAX:03-5427-1578
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◇研究会開催のお知らせ:慶應義塾大学人類学研究会 |
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慶應義塾大学人類学研究会を下記の通り開催致します。今回は三田哲学会・東アジ
ア研究所との共催で行います。万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。
[日時]:2006年12月5日(火) 午後6時10分〜
[場所]:慶應義塾大学(三田)大学院校舎1階・313番教室
[題名]:中国とその周辺社会の父系親族論―人類学研究の更なる可能性をめぐって
[演者]:王 建新(中国広東省・中山大学人類学系教授)
[趣旨]
中国の新疆ウイグル自治区の漢族とウイグル族、寧夏の回族、雲南のヤオ族な
どの事例研究を取り上げて、父系親族研究の可能性を探る。中国中部ないし東南部の
漢族社会における父系親族研究の理論モデルと方法を比較して、中国の西北や西南地
域の漢族や少数民族の父系社会の研究に応用する時に生じうる利点と不都合の検討を
行う。究極的には、中国の周辺社会における父系親族の人類学研究の方法論的可能性
を模索する。
[略歴]
1988年〜96年、神奈川大学(研究生)、埼玉大学(修士)、東京大学(博士)
などで文化人類学の研究に従事。1996年〜02年、法政大、武蔵大、東京経済大、学芸
大、埼玉大、東京都立大、慶應義塾大、東京家政大などで非常勤講師、立正大非常勤
助教授。2002年〜2004年、中国中山大学人類学系副教授。2004年〜中国中山大学人類
学系教授・民族学教研室主任(現在に至る)。2006年4〜7月、9〜12月、愛知大学国
際中国研究センター訪問教授、東京大学大学院総合文化研究科(文化人類学専攻)客
員教授。
[最近の主要業績]
- 「広南ヤオ族の父系親族と村落祭祀」『文明21』No.17、愛知大学、2006.
- 「中国ムスリム女性の民間教育」加藤博編『イスラームの性と文化』東京大学出版会、2005.
- Uyghur Education and Social Order: The Role of Islamic Leadership in the
Turpan Basin, 2004.
- 『イスラム文化研究』第76集、東京外国語大学AA研、2004.
- 「中国イスラムにおける親族と地域社会」『慶應義塾大学日吉紀要 言語・文化・コミュニケーション』No.32、2004.
- 「広東回族のイスラム文字文化と寺院教育」町田和彦・黒岩高・菅原純編『中国のアラビア文字文化の諸相』東京外国語大学AA研、2003.
- 「新疆ウイグルのシャーマニズム」『アジア遊学』No. 58、2003、勉誠出版、2002.
- 「新疆ウイグルのバザールとマザール」(共著)『イスラム文化研究』第70集、東京外国語大学AA研2002.
- 「漢族の移住と拡大」吉原和男・鈴木正崇編『中国世界の拡大と文化創造』弘文堂、2002.
- 「日本の外国人ムスリム」『アジア遊学』No.39、勉誠出版、2002.
がある。
お問合せ先
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇
TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1138
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◇研究会開催のお知らせ:慶應義塾大学人類学研究会 |
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下記の通り慶應義塾大学人類学研究会を開催します。今回は三田哲学会との共催で
す。万障お繰り合わせの上、ご出席頂ければ幸いです。
日時:2006年11月13日(月) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎314番教室
http://www.keio.ac.jp/access.html
題名:「中国福建省の民俗と信仰」(中国語・通訳付き)
演者:葉 明生(福建省藝術研究所研究員・理論研究室主任)
[要旨]
過去20年以上にわたる福建省各地の調査経験に基づいて、祭祀・芸能の各地
方ごとの特色や信仰の実態について、写真や映像によって紹介・検討する。傀儡戯・
道教儀礼・民間信仰の諸相などを取り上げる予定である。
[演者紹介]
1946年、中国福建省寿寧県生まれ。中国藝術研究院戯曲理論研究班、福建
省寿寧県文化局を経て現職。著書に『福建民間儀式与戯劇』(主編)、『福建戯曲業
行神信仰研究』(主編)、『福建民間傀儡戯』(主編)、『福建傀儡戯史論』[上・
下](中国戯劇出版社)など。日本語論文として、「福建民間傀儡戯における祭儀文
化の特質について」『慶應義塾大学日吉紀要―言語・文化・コミュニケーション』27
号、2001.「甫仙傀儡北斗戯と民俗、宗教の研究」『慶應義塾大学日吉紀要―言語・
文化・コミュニケーション』30号、2003.「女神陳靖姑の儀礼と芸能伝承」野村伸一
編『東アジアの女神信仰と女性生活』慶應義塾大学出版会、2004.がある。
お問合せ先
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇
TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1138
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。
日時:2006年5月23日(火) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
演者:浅川泰宏(明治大学・駒澤大学、非常勤講師)
題名:『日常的実践から見た巡礼に関する文化人類学的研究―四国遍路における接待を事例として―』
コメンテイター:星野英紀(大正大学学長)、宮坂敬造(慶應義塾大学教授)、鈴木正崇(慶應義塾大学教授)
<経歴>
慶應義塾大学総合政策学部卒業(1997)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了(2000)。同大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学(2003)。日本学術振興会特別研究員PD(2003〜2006)。高崎病院附属看護学校、関東学院大学、日本橋学館大学、明治大学、駒澤大学、流通経済大学で非常勤講師を務める。
<主要業績>
共著書に、「巡礼・遍路の現在─歩き、若者、接待のトライアッド」『現代仏教情報事典』法蔵館、2005。「宗教系サイトの現状」「マージナルな福音」井上順孝編『IT時代の宗教を考える』中外日報社、2003。論文に、「語りわけられる巡礼者─四国遍路のターミノロジー」『徳島地域文化研究』第3号、徳島地域文化研究会、2005。「平等寺門前宿の変遷に関する民俗誌・史−地域文化研究としての一試論」『徳島地域文化研究』第1号 徳島地域文化研究会、2003。「巡礼功徳譚のダイナミズム―四国遍路『尻なし貝』物語を事例として」『哲学』第107集、慶應義塾大学、2002。「遍路道を外れた遍路―新しい巡礼空間モデルの構築に向けて」『日本民俗学』第226号、日本民俗学会、2001。研究ノートに、「現代社会における<寺>の再生産─宗勢調査の分析から」『宗教学論集』第24輯、駒澤宗教学研究会、2005、がある。
*今回は、浅川氏が慶應義塾大学大学院社会学研究科に提出した博士学位請求論文の公開審査を兼ねております。
お問合せ先
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。今回は慶應義塾大学東アジア研究所との共催で行います。
日時:2006年5月17日(水) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
演者:イリット・アベルブフ(テルアビブ大学人文学部準教授)
Irit Averbuch(Senior Lecturer,Dept. of East Asian Studies,Faculty
of the Humanities, Tel-Aviv University)
題名:『日本における神楽研究の課題―比較の観点から―』(英語・日本語)
<経歴>
ヘブライ大学卒業(Hebrew Univ. Japanese Studies & Assyriology。1976)。ヘブライ大学大学院修士課程修了(Hebrew
Univ. Comparative Religion。1978)。ハーヴァード神学学校(Harvard Divinity School.
History of World Religions。 1978‐1980)。ハーヴァード大学大学院修士課程修了(Harvard Univ.
GSAS. Study of Religion: Japanese Religions。1982)。博士学位取得(Study of Religion,Ph.D.1990)。この間、日本に留学して、駒澤大学(1983‐1985)、慶應義塾大学文学部(1985‐1986)で研究する。慶應義塾大学地域研究センターで訪問助教授(1996‐1997)を務める。東アジア研究所訪問助教授(2005‐)。
<主要業績>
The Gods Come Dancing: A Study of the Japanese Ritual Dance of Yamabusgi
Kagura
.Ithaca, NY: Cornell East-Asia Series, 1995.”Performing Power: On the
Nature of the Japanese Ritual Dance of Yamabushi Kagura.” Journal of
Ritual Studies, Vol10/2,
1995.”Who’s Possessing Whom:The Complex Shamanic Presentations in Japanese
Kagura Dance Performances.” Shaman,Vol.6/2,1998.”Shamanic Dance in Japan:
The Choreography of Possession in Kagura Performance.” Asian Folklore
Studies,Vol.57/2,
1998.”Dancing the Doctrine: Honji Suijaku Thought in Kagura Performances”.
In Teeuwen,Mark and Fabio Rambelli,eds.,Buddhas and Kami in Japan:Honji
suijaku as a Combinatory Paradigme.London:Curzon/Rountledge,2002(Revised
Reprint from Tenri
Journal of Religion. Vol.27,1999).”Body to Body Transmission: The Copying
Tradition of Kagura Performance”.In Cox,Rupert,ed., Cultures of Copying
in Japan.London Curzon/ Rountledge.(Forthcoming).
お問合せ先
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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慶應義塾大学人類学研究会を下記の通り開催致します。万障お繰り合わせの上、ご出席頂ければ幸いです。
日時:2006年1月26日(木) 午後5時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
講師:岩田重則(東京学芸大学教育学部助教授)
演題:葬送・墓制の民俗学的研究
コメンテイター:
宮家準(慶應義塾大学名誉教授)、宮坂敬造(慶應義塾大学文学部教授)、鈴木正崇(慶應義塾大学文学部教授)
[講師略歴]
1961年静岡県生まれ。1994年早稲田大学文学研究科博士後期課程退学。1995年東京学芸大学教育学部講師、1997年から現職。
[主要著書]
『ムラの若者・くにの若者』1996、未来社。『戦死者霊魂のゆくえ』2003、吉川弘文館。『墓の民俗学』2003、吉川弘文館。
[報告内容]
日本の葬送・墓制は、柳田国男『先祖の話』(1946、筑摩書房)に代表される祖霊信仰学説によって把握されてきた。本報告では、その学説を再検討するとともに、遺体および遺体埋葬地点を重視することにより、葬送・墓制の意味をとらえなおすことを目的としている。主な考察対象は、墓上施設・最終年忌塔婆(梢付塔婆・二又塔婆など)・位牌であるが、観察を重視しつつ収集した資料により、死霊の鎮圧とでもいうべき性格を葬送・墓制の中心として導き出したいと考えている。
問い合わせ
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇 TEL 03‐5427‐1138 FAX 03‐5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
| 慶應義塾大学人類学研究会を下記の通り開催致します。万障お繰り合わせの上、ご出席頂ければ幸いです。今回は、慶應義塾大学東アジア研究所と三田哲学会との共催で行います。
日時:2005年12月13日(火) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
講師:楊 志強(貴州大学人文学院教授)
演題:「中国・ミャオ族の民族形成とアイデンティティの構築」
[講師略歴]
1962年中国貴州省生まれ。1983年7月北京市中央民族院卒業。1983年8月貴州省凱里市中国共産党学校に就職(〜1984年5月)。1984年6月貴州省黔東南苗族?族自治州民族師範専門学校民族教育研究所研究助手(〜1986年8月)。1989年7月中央民族学院大学院修士課程修了(民族学専攻)。1990年9月貴州省貴州民族学院専任講師・民族学研究室副主任(〜1993年4月)。1993年4月研究生として東京大学に入学。1994年4月東京大学大学院総合文化研究科地域文化専攻博士前期課程入学。1996年4月同大学院後期博士課程に進学。2005年6月博士(学術)学位取得。2005年8月より現職。
[主要業績] (日本語)
「『苗女』論争及びその背景について」『中国研究月報』2002年9期、中国研究所。『「苗」から「苗族」へ―近代民族集団の形成及び民族的アイデンテイテイ再構築の過程について』2005年5月(博士論文)。
問い合わせ
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇 TEL 03‐5427‐1138 FAX 03‐5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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慶應義塾大学人類学研究会を下記の通り開催致します。万障お繰り合わせの上、ご出席頂ければ幸いです。
日時:2005年12月7日(水) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎4階・347C
発表:梅崎かほり(慶應義塾大学大学院社会学研究科)
演題:『アフロ系ボリビア人のアイデンティティ獲得運動―アフロ系リズム“サヤ”認識の変遷を中心に―』
[講師略歴]
2000年慶応義塾大学総合政策学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程入学。2001年〜03年ボリビア在住のち2005年修士課程修了。現在同大学院社会学研究科博士課程1年在学。
[発表概要]
現代ボリビアでは、インディヘニスモに基づくナショナリズム政策が国家の主導のもとに主張されてきた。「多民族・多文化」主義の提唱により多様な先住民を包摂し国家統合を目指したこの政策は、「白人」でも「先住民」でもないアフロ系住民を新たなるマイノリティとしてはじき出してしまう。文化的・社会的周縁化を深刻に受け止めたアフロ系住民は、記憶をつむぎ歴史を語る自己表現のための音楽“サヤ”に自らのアイデンティティを見出し、“サヤ”と「国民音楽」との関係のなかで国家における足場を獲得していく。
問い合わせ
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇 TEL 03‐5427‐1138 FAX 03‐5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
| 慶應義塾大学人類学研究会を下記の通り開催致します。万障お繰り合わせの上、ご出席頂ければ幸いです。今回は、三田哲学会との共催で行います。
日時:2005年11月15日(火) 午後6時10分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
講師:川上新二(駒澤大学講師)
演題:「韓国における仏教と死者儀礼」
[講師略歴]
1984年駒沢大学文学部歴史学科卒業、1987年駒沢大学大学院人文科学研究科仏教学専攻修士課程修了、1988年3月〜1990年2月 韓国・東国大学校大学院仏教学科博士課程留学、1990年駒沢大学大学院博士後期課程満期退学。2005年博士(仏教学)学位取得(駒沢大学)。主な職歴として、韓国・信一専門大学日本語科専任講師(1991−1993)、在大韓民国日本国大使館専門調査員(1993−1996)、國學院大学文学部非常勤講師(1996−1998)、在中華人民共和国日本国大使館専門調査員(1999−2002)、中国・北京大学朝鮮文化研究所兼職研究員(2002−)、駒沢大学文学部非常勤講師(2003−)。
[主要業績]
「降臨する神霊を通して見た韓国降神巫の類型分類に関する一考察:ポサル、チョムジェンイなどと称される職能者を中心にして」、三尾裕子・本田洋編『東アジアにおける文化の多中心性』風響社、2001.「中国延辺朝鮮族の職能者に関する一考察:朝鮮巫俗との関連を中心として」、『宗教学論集』21輯、駒沢宗教学研究会編、2002.「韓国における仏教と祖先崇拝に関する一考察」、『文化』23号、駒沢大学文学部文化学教室、2005.「韓国民俗宗教の研究:シャーマニズムと祖先との関係を中心にして」博士論文(駒澤大学)、2005.
問い合わせ
慶應義塾大学文学部:鈴木正崇 TEL 03‐5427‐1138 FAX 03‐5427-1578
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| ◇折口信夫・池田弥三郎記念講演会 |
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日時:2005年10月1日(土)午後1時30分〜
会場:慶應義塾大学(三田)北館ホール
演題・講師
「東アジアの目連戯ー祭祀芸能文化の基軸を求めて」野村伸一
「『海やまのあひだ』を読むー<折口学>の相貌」長谷川政春
「フィールドからのまれびと論」野本寛一
主催:慶應義塾大学文学部国文学研究室
連絡先:東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学藤原研究室 03−5427−1208
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| ◇日本華僑華人学会研究例会のお知らせ |
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日時:2005年7月12日(火曜)午後6時
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎311号
講師:山下清海(筑波大学大学院教授、人文地理学
専攻、慶應義塾大学文学部非常勤講師)
題目:「世界と日本の華人社会の動向」
問合せ:慶應義塾大学文学部吉原和男
yoshiharak@flet.keio.ac.jp
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。今回は三田哲学会との共催です。
日時:2005年6月29日(水) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
演者:田中正隆(高千穂大学教養部助教授)
題名:「神々をめぐる経済―西アフリカ・ベナン南西部の調査事例を中心として」
演者略歴
1995年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。2002年 一橋大学大学院社会学研究科地域研究専攻博士(社会学)取得修了。国士舘大学、中央学院大学、松蔭大学非常勤講師をへて2005年4月から現職。
主要業績
「儀礼と分類」奥野克巳・花渕馨也編著『文化人類学のレッスン―フィールドからの出発』学陽書房、2005.「地域社会における祭祀の持続と変化をめぐる一考察―トカラ列島の事例から」『日本民俗学』242号、2005.‘Vodun
in democratization : A brief review of the entanglement of religion
and politics in modern Benin, West Africa’『國士舘大学教養論集』57号、2004.「神をつくる−ベナン南西部における伝統医の活動への一考察」『アフリカ研究』65号、2004.「神とものをめぐる儀礼実践の一形態−ベナン共和国アジャ社会におけるボ-ヴォドゥン考」『民族學研究』68巻4号、2004.「ベナン共和国南西部における子供、親族、霊の相関についての一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』67号、2002.「運命をとりあつかう−西アフリカ村落社会における『フェティッシュ』と『個』再考−」『哲學』第107集、2002、三田哲学会.などがある。
連絡先:慶應義塾大学文学部・鈴木正崇
TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。
日時:2005年6月15日(水) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階東アジア研究所第一共同研究室
演者:織田竜也(東洋英和女学院大学非常勤講師)
題名:経済人類学の現代的展開―経済システムから認識プロセスへ―
コメンテイター:栗本慎一郎(東京農業大学教授)、宮坂敬造(慶應義塾大学教授)、鈴木正崇(慶應義塾大学教授)
演者略歴
慶應義塾大学総合政策学部卒業。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程修了。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所短期共同研究員(2000.12〜2001.2)、国立民族学博物館共同研究員(2003.4〜2005.3)、国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター研究員(2003.4〜現在)。大正大学人間学部非常勤講師(2003.4〜2004.3)、東洋英和女学院大学国際社会学部非常勤講師(2004.4〜現在)。
主要業績
「交換と経済」奥野克巳・花渕馨也(編著)『文化人類学のレッスン ―フィールドからの出発』学陽書房、2005.「対抗資本主義が生まれるとき
―スペイン・カタルーニャにおける地域通貨活動」『民族学研究』第68巻4号 日本民族学会、2004.「ポランニー経済人類学の再考 ―統合形態概念のポジション」『慶應義塾大学社会学研究科紀要』第53号、2002.「政治経済への民族誌学的接近」『哲学』第107集 三田哲学会、2002.
「民俗学的交換論の構築へ向けて ―諏訪大社御柱祭における「ふるまい」を事例として」『日本民俗学』第228号 日本民俗学会、2001.などがある。
今回は、慶應義塾大学大学院社会学研究科に提出された博士学位請求論文の公開審査をかねております。
連絡先:慶應義塾大学文学部・鈴木正崇
TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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| ◇日仏合同研究会のお知らせ |
| フランス国立極東学院のプロジェクト「日本社会におけるウチとソトの力学」に基づく日仏共同の研究会を下記の通り開催しますので、万障お繰り合わせの上、御参集下さい。
「日本社会におけるウチとソトの力学」第1回研究会
日時:2005年4月25日(月)午後3時〜7時
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
内容:
1「新宗教」藤田庄市(写真家)
2「神仏分離」神田より子(敬和学園大学教授)
3「女人禁制」鈴木正崇(慶應義塾大学教授)
問い合わせ
慶應義塾大学文学部・鈴木正崇 TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
| 下記の通り研究会を開催致しますので、万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。
日時:2005年4月20日(水) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・東アジア研究所第一共同研究室
演者:高田峰夫(広島修道大学人文学部教授)
題名:『バングラデシュ民衆社会のムスリム意識の変動―地域から国家へ―』
コメンテイター:臼田雅之(東海大学文学部教授)、有末賢(慶應義塾大学法学部教授)、 鈴木正崇(慶應義塾大学文学部教授)
演者略歴
1980年 専修大学文学部人文学科卒業。1986年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1988年 7月青年海外協力隊に参加。バングラデシュ国コミラ農村開発アカデミー(調査部)所属。1991年
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。1993年 4月広島修道大学人文学部専任講師。1998年広島修道大学人文学部教授、同時に大学院講義担当。2000年9月〜2001年8月Asiatic
Society of Bangladesh,Visiting Research Fellow.。放送大学、法政大学、徳島大学、山口大学などで非常勤講師を務める。
主要業績
「『農民社会』・『農民』・農業外労働―バングラデシュの職業構造の事例から―」『民族学研究』56巻1号,1991。「チッタゴンのリクシャワラ―「ムラ」と「マチ」とを繋ぐもの―」『アジア経済』,
Vol.33, No.10、1992。「チッタゴンのスラムの人々―バングラデシュの『マチ』と『ムラ』の相関関係―」『民族学研究』57巻2号、1992。「バングラデシュ・ムスリムのアイデンティティーに関する一試論―歴史的概観による再検討―前編・後編」『広島修大論集』37巻1号・2号(人文編)、1996、1997。「バングラデシュ―民主化は定着するのか―」佐藤宏・岩崎育夫編著『アジア政治読本』東洋経済新報社、1988。「バングラデシュ・ムスリムにおける年齢区分と性―素描の試みとして―」清水・芳賀・松本編『性と年齢の人類学』岩田書院、1998。「下士官ピール―バングラデシュのある聖者騒動をめぐって―」宮家準編『民俗宗教の地平』春秋社、1999。「フォトワバジ・NGO・イスラーム―グローバリゼーション時代のバングラデシュ―」『修道法学』23巻1号、2000、など多数。
今回は、慶應義塾大学大学院社会学研究科に提出された博士学位請求論文の公開審査をかねております。
問い合わせ
慶應義塾大学文学部・鈴木正崇 TEL 03-5427-1138 FAX 03-5427-1578
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| ◇フォーラム『YAMI文化研究の一世紀―研究の回顧と展望、アジア・太平洋の中のYAMI文化』 |
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◆主催 台湾YAMI文化研究フォーラム
◆後援 財団法人 トヨタ財団、財団法人 交流協会、慶應義塾大学地域研究センター
◆日時 2003年3月15日(土)午前9時30分〜午後6時30分
3月16日(日)午前9時30分〜午後6時30分
◆場所 慶應義塾大学日吉校舎・来往舎シンポジウムスペース
神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1(東急東横線日吉駅下車徒歩1分)
◆問合せ・案内
フォーラム事務局(学習院女子大学乾研究室)
TEL/FAX 03-3203-7190 e-Mail admin@aorod.com
ホームページ www.aorod.com/yami/forum2003
◆プログラム
3月15日(土) 9:30-18:30
受付開始 9:00-
開会の辞 土田滋(帝京平成大学) 9:30-(15分)
基調講演1 劉斌雄(元中央研究院民族学研究所所長) 9:45-(30分)
−休憩− 10:15-(15分)
基調講演2 佐々木高明(元国立民族学博物館館長)「新・海上の道とYAMI文化」 10:30-(60分)
−昼休み− 11:30-(60分)
【第一部】食、住、衣 12:30-
<食の文化>
竹井恵美子(大阪学院短大)「アワ」 12:30-(40分)
小西達夫(国立科学博物館筑波実験植物園)「イモ」 13:10-(40分)
下野敏見(元鹿児島大学教授)「トビウオ」 13:50-(40分)
−休憩− 14:30-(10分)
◎討論 14:40-(30分)
<住の文化>
足立崇(大阪産業大学)「住まいの空間構成」 15:10-(40分)
乾尚彦(学習院女子大学)「住居の構造と構法」 15:50-(40分)
−休憩− 16:30-(10分)
<衣の文化>
住田イサミ(東京家政大学)「織物」 16:40-(40分)
吉本忍(国立民族学博物館)「オーストロネシアの織物とYAMIの織物」
17:20-(40分)
◎討論 18:00-(30分)
懇親会 18:40-20:30
場所 来往舎ギャラリー
会費 4000円(学生・院生2000円)
3月16日(日) 9:30-18:30
受付開始 9:00-
【第二部】歴史・先史 9:30-
米沢容一(四門)「蘭嶼の遺跡と遺物」 9:30-(40分)
徐瀛洲(中華民俗芸術基金会)「Imorod村の成立の話」 10:10-(40分)
三冨正隆(法政大学)「社会の変遷と民族史」 10:50-(40分)
−昼休み− 11:30-(60分)
【第三部】言語・歌謡・信仰 12:30-
森口恒一(静岡大学)「バタニック諸語とYAMI文化」 12:30-(40分)
皆川隆一(慶応義塾高等学校)「言葉の槍」 13:10 (40分)
−休憩− 13:50-(10分)
【第四部】研究資料・研究史 14:00-
野林厚志(国立民族学博物館)「日本の博物館に所蔵されているYAMI資料」 14:00-(40分)
余光弘(中央研究院民族学研究所)「YAMI研究の経験談」 14:40-(40分)
黄智慧(中央研究院民族学研究所)「蘭嶼とバタン諸島の民族学的関連性−研究史をふりかえって−」15:20-(40分)
−休憩− 16:00-(10分)
【第五部】総合討論 16:10-(120分)
【総括】土田滋 18:10-18:30(20分)
フォーラム開催の経緯
1、台湾とルソン島の間
台湾本島の南東にある離島、蘭嶼には、ヤミ族(以下、YAMIと表記します)と呼ばれるオーストロネシア語族の言葉を話す人々が住んでいます(近年、タオ族という呼称も使われています)。鳥居龍蔵がこの島を人類学的調査のために訪れたのは、1897年のことでした。人類学者自らがカメラ(当時は重いガラス乾板を用いた)を持参しておこなった初の本格的なフィールドワークであり、その成果をまとめた『紅頭嶼土俗調査報告』(1902年)
は、日本人の手による最初の民族誌となっています。それからすでに百年が経過しました。YAMI文化の研究は、日本人による異文化研究の嚆矢となったという点で、格別に深い意義を持っています。また、蘭嶼は、台湾本島とルソン島の間に点在する島々の北端に位置しています。近世において、バシー海峡を隔てたバタン諸島以南にはスペインの支配が及び、台湾本島は漢族の支配が確立していきますが、蘭嶼はその中間にあり、YAMIはどちらの支配も受けずに近年まで独自の文化を展開してきました。アジア太平洋地域の文化の伝統、系列を考える上でも極めて重要な位置にあります。黒潮に浮かぶこの小さな島が、鳥居龍蔵の調査以後も、多くの研究者の関心をひきつけ、様々な分野から調査がおこなわれてきたのも決して不思議なことではありませんでした。
2、一世紀をこえた研究
戦前蘭嶼を訪れた研究者として、伊能嘉矩、浅井恵倫、鹿野忠雄、移川子之蔵、宮本延人、馬淵東一、千々岩助太郎、佐々木舜一、国分直一などをあげることができます。また、日本民俗学の父柳田國男も、この島の調査報告には強い関心を示していました。欧米の学問の翻訳時代をこえて日本の学界が独自の道をきりひらこうとした時代に、多くの分野の研究者が、蘭嶼で鍛えられてきたわけです。戦後は、台湾の研究者により、さらに精緻なフィールドワークが行なわれてきました。また、この二、三十年には、日本を含め、諸外国からの研究者もさかんに蘭嶼を訪れ、研究をおこなっています。YAMI出身の研究者、郷土史家もあらわれ、論文や本が出版されるようにもなってきました。この膨大な研究量に対して、それを総括する試みは、これまであまり積極的にはおこなわれてきませんでした。2000年1月にスタートした台湾YAMI文化研究フォーラムがめざしたのは、学術的な記録が始まってから一世紀たったことを契機として、これまでの資料を利用しやすい形に整備して、長年行われてきた研究を回顧し、なにがわかりなにが問題であるかをあきらかにすること、YAMI文化をアジア太平洋地域のなかで位置付けることでした。今回のフォーラムは、そのための一つのステップとして、情報と意見を交換し、議論を深めるために企画されたものです。
台湾ヤミ族文化フォーラムML(since 2000.11.6) yami-j@boglin.gwc.gakushuin.ac.jp
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2003年1月15日(水) 午後6時〜
会場:慶應義塾大学(三田)東館5階 G-SECプロジェクト室
講師:麻 国慶(Ma Guoqing、北京大学社会学人類学研究所副教授)
演題:中国における親族組織とその復興―日本の同族との比較
コメンテーター:平野敏政(慶應義塾大学文学部教授)
講師経歴
1963年中国内蒙古生まれ。1986年西安の西北大学歴史学系卒業。1989年広東省中山大学人類学系大学院修了(人類学修士)。1991年北京大学社会学人類学研究所(大学院博士課程)にて費孝通教授に師事して研究。1994年10月から1996年9月まで東京大学大学院総合文化研究科に留学して文化人類学を専攻。1997年北京大学にて博士号(社会学)取得して、現在に至る。中国民族学会理事兼副秘書長、中国都市人類学会常務理事。2001年11月より東京都立大学大学院の客員助教授を務める。日本学術振興会外国人特別研究員。
研究分野
1、親族と社会構造 2、開発と文化伝統 3、民族問題
主要著書
『家与中国社会結構(家Jiaと中国の社会構造)』北京、文物出版社、1999年
この著作は2001年に北京市の哲学社会科学優秀成果一等奨を受賞
日本語論文
(1)「農耕モンゴル族の家観念と宗教祭祀」横山廣子編『中国における諸民族文化の動態と国家をめぐる人類学的研究』(国立民族学博物館研究報告別冊)2001年
(2)「漢民族社会における大家庭の観念と実際」『中国21』(第4期)愛知大学、1998年
その他中国語、英語の著書・論文多数
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2002年12月11日(水) 午後6時より
会場:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階地域研究センター第一共同研究室
講師:王 建新(Wang Jianxin 中国、中山大学人類学系副教授)
論題:中国イスラムにおける血縁と地域社会―寧夏回族自治区固原県の事例を中心に
講師の経歴
1956年新彊ウルムチ生まれ。1986年新彊大学卒業。1989年4月から1990年3月まで神奈川大学にて文化人類学を研究。1990年4月から1992年3月まで埼玉大学大学院修士課程にて文化人類学を専攻。1992年3月から1996年3月まで東京大学大学院総合文化研究科博士課程にて文化人類学を専攻。1996年以降、東京外国語大学などいくつかの大学および慶應義塾大学(文学部、大学院)で文化人類学のほかトルコ語・中国語の非常勤講師を務める。2002年10月より現職。
講師の最近の主要業績
2002年、「漢族の移住と拡大」吉原・鈴木編『拡大する中国世界と文化創造』弘文堂、2002年。共著書『新彊ウィグルのバザールとマザール』(『イスラム文化研究』第70集)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所。2002年、「ドンガン人の民族教育と言語事情」新免康編『中央アジアにおける共属意識とイスラムに関する歴史研究』(科研費報告書)
2001年、「西北地方の回族」佐々木信彰編『現代中国の民族と経済』世界思想社
2001年、「日本穆斯林社会的形成与現状」『回族研究』第2期。
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| ◇東アジア研究所研究例会のお知らせ |
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日時 2003年10月24日(金)午後6時20分より
場所 慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟8階 東アジア研究所共同研究室
題名 「敦煌本『目連変文』の新資料について」
講演者 荒見泰史
略歴
1965年、東京生まれ。東洋大学大学院中国哲学専攻修士課程(1994年)を経て、復旦大学中国語言文学系博士課程修了(2001年)。文学博士。博士論文の題目は『敦煌変文写本的研究』。現在は浙江大学敦煌研究中心に勤務する。近年の著作に、「唐代講経的法会及押座文的位置」『中国学研究』第5輯,済南出版社,2002年、「変と変文」『国文学解釈と鑑賞』平成15年6月号,至文堂,2003年、「敦煌本故事綱要本」『姜亮夫、蒋礼鴻、郭在貽先生紀念文集』,上海教育出版社,2003年、「敦煌文学与日本説話文学」『敦煌與絲路文化学術講座』第1輯,中国国家図書館出版社,2003年、「敦煌変文研究概述以及新観点」『華林』第3号,中華書局(近刊)、「敦煌文献和変文研究回顧」『敦煌吐魯番研究』第7号,北京大学出版社,(近刊)などがある。
最近の研究
敦煌講唱文学文献の研究。最近では敦煌写本のなかから説唱文学に関係するとみられる写本を広く捜索し、説唱文学のなかでいかに変文が形作られ、使用されていったかを研究している。とくに最近では、複数存在するほぼ同一内容の変文写本の間で、韻文の位置や散文の内容に違いがあるものが数点あることに注目し、これらの調査を通じて、韻文体、散文体作品から、両者の組み合わされた講唱体作品への発展という説唱文学の段階的な発展変化が読み取れることについて論じた(「從敦煌写本中変文的改写情況来探討五代講唱文学的演変」中国国家図書館主催"敦煌写本研究、遺書修復及数字化国際研討会"2003年9月)。
発表要旨(荒見氏作成)
「敦煌本『目連変文』の新資料について」
本発表では、最近筆者が敦煌文献の調査の中で気づいた目連変文に関する資料を数点紹介し、目連変文の成立年代、発展過程などについて筆者の見解を述べてみようとおもう。 本発表で、筆者が紹介しようとする文献は、主として中国国家図書館蔵文献『(擬題)目連変文(二)』と、上海図書館蔵『盂蘭盆経讃述』の二点である。 中国国家図書館蔵『(擬題)目連変文(二)』は、公開されてきた写真資料が不鮮明だったため、これまで気づかれることがなく、とくに注目されることのなかった文献である。筆者は国家図書館で実際に写本を閲覧したが、不鮮明ながら明らかに講唱体変文であり、しかもこれまでに翻刻されたものとは異なる系統の『目連変文』作品と確認できる。上海図書館蔵『盂蘭盆経讃述』は、九世紀半ばに作製された写本である。写本上に「慧浄撰」との記載はみられるものの、これまでに『大正新修大蔵経』(第85巻)などによって知られてきた初唐慧浄撰『盂蘭盆経讃述』とは異同のある、かなりの加筆訂正を経た文献で、なかには後代の宗密(780‐841)『盂蘭盆経疏』の影響すらみられる文献である。また、この上海本には、『俗講儀式』に記される通俗講経の講式と一致する箇所もみられ、かつ『盂蘭盆経講経文』との共通点もみられるなど、通俗講経(俗講)に使用された可能性も考えられる。そこで筆者は、この上海本の加筆訂正の状況を調査することはとりもなおさず九世紀中頃の目連故事の発展段階を知ることになり、あるいは『目連変文』成立以前の状況を知る鍵となるのではないかと考えている。
本年第2回の研究例会にあたって
地域研究センターが2003年10月1日から東アジア研究所に改称されました。わたしたちの研究プロジェクトは「危機の共同体ー東シナ海周辺の女神信仰と女性の祭祀活動」として2000年にはじまりました。2001年度までに二度の国際シンポジウムをおこない、その成果の報告集がまもなく出版されます。また、それにひきつづいて、2002年11月2日には国際シンポジウム「目連戯とその広がり−東アジアの女人救済と芸能」を開催しました。目連戯は関係分野が宗教、芸能、文学史、社会史などにおよび、課題としてはたいへん大きいものです。そこで、これを中心に研究活動を継続するべきと考え、さる7月19日に本年第1回研究例会「目連戯に組み込まれた「李世民游地府」を観る、語る」を開催しました。第2回は、中国に拠点を置いて敦煌学の最先端に位置して活躍する荒見氏に上記の内容で講演をしていただくものです。
なお、第3回研究例会は12月13日、土曜日、午後3時より「東北の語り芸にみる女性の救済」を予定しております。東北地方の「奥浄瑠璃」の世界から東アジアの唱導へと連なるものを提示していただきたいと考え、目下、神田より子氏を中心に計画を進めております。(野村伸一)
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| ◇地域研究センター研究例会のお知らせ |
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日時 2003年7月19日(土)午後3時〜
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟8階 地域研共同研究室
題名:目連戯に組み込まれた「李世民游地府」を観る、語る
映像解題:田仲一成(東京大学名誉教授)
内容紹介を兼ねまして
ごぶさたしております。この間、2000〜2001年度の研究活動のまとめと報告書出版準備などで手間取り、半年ほど充電期間を置きました。まとめのほうは一段落したところです。そこで、2001年度からはじめた「目連戯研究」を再開したいとおもいます。まず手はじめに、2002年10月22日から28日にかけて福建省南安市四黄村の草亭寺でおこなわれた目連戯を検討します。これは一週間かけておこなわれた傀儡による目連戯で、「李世民游地府」「三蔵取経」「目連救母」の三部構成で演じられました。傀儡班の中心者林文栄氏によると、これだけの規模のものは、費用の関係から、近年ではめずらしいとのことでした。今回は、冒頭に演じられた「李世民游地府」をビデオで再現し、その東アジアにおける文化史、演劇史的な意味を考えてみようとおもいます。中国では変文の時代から「唐太宗入冥記」としてみられ、また演劇史の上でも広く知られているとのことですが、これは中国だけではなく、朝鮮にも伝わっていました。すなわち朝鮮朝の小説『唐太宗伝』として、また南部地方の口頭伝承として、さらには済州島のポンプリ「世民皇帝本解」として近現代まで語られていました。こうしたものが今日、目連戯のなかに組み込まれて残っていたのはさいわいなことでもあり、それだけに、そのことの祭祀演劇的な意味を考えるのは意味深いこととおもいます。各方面からのご教示をいただければさいわいです。なお、当日は、田仲一成先生に「中国演劇史からみた「李世民地獄巡り」」の題で、解題をしていただくことになりました。
(野村伸一)
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| ◇地域研究センター研究例会のお知らせ |
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日時:2002年12月21日(土)午後3時〜6時
場所:慶應大三田校舎 大学院棟8階 地域研共同研究室
題名: <目連戯の周辺−『鬼来迎』など>
報告者 野村伸一ほか
目連戯の「掲示板」にも記したとおり、11月2日のシンポジウムでは多くの先生方の問題提起があり、それを受けとめ、掘り下げるのには少し時間不足でした。そこで、今回は、目連戯の変容という視点からすでに提示されている諸問題を検討してみたいとおもっています。千葉県虫生広済寺の『鬼来迎』は日本の民俗芸能研究者のあいだではすでによ
く知られているものです。11月2日の当日にも、質問のかたちで対照の必要を指摘されました。しかし、この方面に関しては共に考える暇がなかったので、まずは、この映像からみてみたいと考えます。なおこの映像は千葉県匝瑳郡光町の深田隆明氏から研究用に提供されたもので、ご厚意に感謝いたします。(野村伸一)
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| ◇地域研究センター研究例会のお知らせ |
日時:2002年10月11日(金) 18時30分〜20時
場所:慶應大三田校舎 大学院棟 地域研共同研究室
演題 「中国講唱文藝における目連説話ー変文と宝巻を中心として」
講演者 渋谷誉一郎(慶應義塾大学文学部助教授)
渋谷氏は故東洋大学教授金岡照光氏のもとで敦煌学(漢文文学文献)を学び、敦煌学と中国講唱文学史を主要研究分野としています。この数年は「変文」にさかのぼって民間のいわゆる口承文芸の世界を広く探求しています。今年の春、2年間の北京留学を終えてもどったところです。今回は、中国滞在中、天台山国清寺で得た資料「目連宝懺」のことやその他、研究ノートに基づいて、目連関係の話をしていただくことにしました。
ご本人によると、「話の内容は、変文、宝巻における目連説話の展開について紹介することを中心に、最近の研究動向と課題を(私の興味について)」話したいとのことです。変文や宝巻は読むものではなく、語られたものであり、それは朝鮮や日本の同時代の唱導とつながるもので、文学史や芸能史だけでなく、宗教的にも大きな意味があります。しかし、その世界は研究者以外にはまだよく知られていないのが現状ではないでしょうか。
略歴:1958年東京生まれ。1985年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1990年慶應義塾大学商学部助手。1992年同助教授を経て、現在、慶應義塾大学文学部助教授。
主要論文:「敦煌所見韻文写本の書写形態を通してみた唐五代の一文芸状況」『藝文研究』65号,1994年、「敦煌出土『大目幹連冥間救母変文』校勘訳注」(1)(2)(3)(共著)、『東洋学研究』31、33、34号、1994、1996、1997年、「スタイン第四次中央アジア踏査についてー民国初期における文物保護への道程」、(共著)『伝統中国の地域像』、慶應義塾大学出版会、2000年所収。
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| ◇地域研究センター研究例会のご案内 |
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日時:2002年7月12日(金) 18時30分〜20時
場所:慶應大三田校舎 大学院棟 地域研共同研究室
演題:「華僑社会の目連戯」
講演者:田仲一成(東京大学名誉教授)
田仲一成氏はいちはやく1984年7月シンガポールで十年に一回おこなわれる目連戯を詳しく調査し、それを大著『中国の宗族と演劇』(1985)のなかで発表しています。さらに、その後も目連戯に関しては考察を加えていて、その一端は『中国演劇史』(1998)のなかで論じられています。今回は調査の周辺、研究ノートからのさまざまな教示を期待して特に発表していただくものです。
経歴
1932年東京に生まれる。1972年から93年、東京大学東洋文化研究所教授、また1993年から98年、金沢大学文学部教授、1998年から2000年3月、桜花学園大学教授を務め、現在は研究に専念している。この間、中国の祭祀演劇および演劇史の研究に携わり、『中国祭祀演劇研究』1981年、『中国の宗族と演劇』1985年、『中国郷村祭祀研究』1989年、『中国巫系演劇研究』1993年、『中国演劇史』1998年を上梓し、最新作に『明清の戯曲』2000年がある。
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| ◇地域研究センター研究例会のお知らせ |
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日時 2002年6月28日(金)6時より
場所 慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟8階 地域研共同研究室
題名「台湾道教の死者儀礼」
講演者 浅野春二
略歴
1960年東京に生まれる。1991年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期中途退学。1996年國學院短期大学専任講師、1999年同助教授、2002年國學院大學文学部助教授。1988年以降台湾南部台南地区で道教儀礼の調査を行っている。著書に『講座道教第二巻・道教の教団と儀礼』(共編著)2000年、雄山閣出版。主な論文に「台湾南部の?(しょう)儀に用いられる血と肉の性格について―道教儀礼における供物と身体の表象」『東北大学東北アジア研究センター叢書』3、
2001年、「台南道教の要用物品単」『儀礼文化』30、2002年、などがある。
浅野氏は台湾で長年実地調査をつづけていて、漢族の道教関係の儀礼の専門家です。今回は「台湾南部の道士が行っている死者儀礼の種類・名称・儀礼構成などを紹介しつつ、そうした儀礼が行われる機会、近年の変化などについて述べてみたい」(浅野春二)とのことです。忙しいなか、少し無理をして頼んだところ、快諾していただきました。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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日時:2002年6月14日(金)午後6時30分より
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟8階 地域研共同研究室
題名:巫女が伝える「目連救母伝説」−陸前北部の口寄せ縁起
講演者:川島秀一(気仙沼市図書館)
講演者紹介
昭和27年(1952)、宮城県生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。東北大附属図書館、気仙沼市市史編纂室を経て、現在は気仙沼市図書館勤務。著書に『ザシキワラシの見えるときー東北の神霊と語り』(三弥井書店、1999)、主な論文に「漁村における口承文芸」『民話の手帖』38(1988)、「漁村の世間話」『昔話伝説研究』15(1989)、「鰹船におけるカシキの宗教的役割」『東北民俗』26(1990)、「『ほんよみ』の民俗」『口承文芸研究』17(1994)、「三陸沿岸の『失せ物絵馬』」『民具マンスリー』(1997),「東北の巫祖伝承」『東北民俗』34(2000)などがある。
趣旨
「東北の陸前・最上・村山地方には独自の巫祖伝承が伝わっている。釈迦から弟子の目連に伝わった秘法が中国へ、そして慈覚大師によって日本に伝来し盲人の貝田や旭(朝日)という尼さんに伝えられたという。長年、地元で巫女や盲僧、口頭伝承などを調査してこられた川島氏に、オカミサマやオナカマサマの起源とされる旭巫女のことや、宮城県栗原郡などで行われるホトケオロシでどのように目連救母が語られるかを話していただく。」(鈴木正崇)
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2002年1月18日(金)午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階
地域研究センター第一共同研究室
演者:曽士才(法政大学第一教養部教授)
演題:中国における少数民族の観光出稼ぎと村の変貌
演者紹介
1953年生まれ。文化人類学専攻。大阪大学卒業後、東京都立大学大学院を経て現職。武蔵大学、慶應義塾大学などで講師を務める。
主な業績
共著に『アジア読本・中国』河出書房新社1995、『中国文化人類学文献解題』東京大学出版会1995、『落地生根―神戸華僑と神阪中華会館の百年』研文出版、2000、『大地は生きている―中国風水の思想と実践』てらいんく出版、2000など。主な論文に「在日華僑と盆行事ー移民社会における伝統行事の機能と変容」『民俗学評論』27号、1987、「西南中国におけるキリスト教―ミャオ族とイ族の集団改宗」『列島の文化史』6号、1989、「民族識別から民族"意識"へ―中国民族学は変わりうるか」『文化人類学』8号、1990、「多民族国家における民族学ー中国民族学のゆくえ」『社会人類学年報』Vol.7、1991、「揺れるエスニック・シンボルー浙江シェー族の槃瓠伝説を例にしてー」『日中文化研究』3、1992、「在日華僑の社会組織と宗教行事ー宇治万福寺での盆行事」『宗教ネットワーク』行路社
、1995、「落魂、呪い、そして憑きもの―貴州ミャオ族の民間信仰」『中国貴州苗族の民俗文化』国立歴史民俗博物館、1996、「ミャオ族の竹と橋―子授け・子育ての呪物として」『昔話―研究と資料』25号、1997、「民族観光による村おこし―中国貴州ミャオ族地区の事例研究」『旅の文化研究所研究報告』6号
、1998 、「中国のエスニック・ツーリズム―少数民族の若者たちと民族文化」『中国21』Vol.3、1998、「ミャオ族におけるシャーマニズム―招魂儀礼の事例報告」2000、『異文化』第1号、「中国における民族観光の創出―貴州省の事例から」『民族学研究』66巻1号、2001など。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2002年1月22日(火) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階地域研究センター第一共同研究室
演者:高達奈緒美(東洋大学講師)
演題:血盆経信仰の諸相
演者紹介
1956年生まれ。日本大学芸術学部卒業。同大学院修士課程修了。東洋大学大学院博士後期課程満期退学。『血盆経』に関わる主な論文に、「血の池地獄の絵相をめぐる覚書―救済者としての如意輪観音の問題を中心に」『絵解き研究』第6号、1988。『「資料紹介『血盆経和解』−近世期浄土宗における血盆経信仰」『仏教民俗研究』第6号、1989。「疑経『血盆経』をめぐる信仰の諸相」『国文学 解釈と鑑賞』8月号、1990。「『血盆経』と女人救済」『国文学 解釈と鑑賞』5月号、1991。「越中立山における血盆経信仰T・U」『富山県立山博物館調査研究報告書』1992、1993。「血盆経信仰霊場としての立山」『山岳修験』20号、1997など。共著論文に、「血盆経の受容と展開」『女と男の時空』V、藤原書店、1996。「日光山輪王寺蔵慶長四年釈舜貞写『血盆経談義私』略解題並びに翻刻」『実践女子大学文学部紀要』43集、2001、がある。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2001年12月11日(火) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・地域研究センター第一共同研究室
演者:神野善治(武蔵野美術大学教授)
演題:「時を視る・時を聴く―民俗時間論への試み」
演者紹介
1949年生まれ。日本民俗学専攻。慶應義塾大学経済学部卒業後、沼津市歴史民俗資料館学芸員、文化庁文化財調査官(民俗文化財担当)を経て現職。武蔵大学、慶應義塾大学などで講師を務める。
主な業績
単著に『人形道祖神―境界神の原像』(白水社)、『木霊論―家・船・橋の民俗』(白水社)。共著に『狩野川―その風土と歴史』(静岡新聞社)、『海の狩人―日本の伝統的捕鯨』(平河出版社)など。「筌漁の研究」『沼津市歴史民俗資料館紀要』6・7号で日本民俗学会研究奨励賞受賞。『人形道祖神』で柳田國男賞受賞。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2001年10月30日(火) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階地域研究センター第一共同研究室
演者:王維(Wang Wei 香川大学経済学部講師)
演題:「日本華僑社会における文化の変容と創作」
演者経歴
1962年、中国遼寧省瀋陽市生まれ。1984年遼寧大学中文系卒業。1994年中京大学社会学部社会学科卒業。名古屋大学大学院国際開発研究科国際コミュニケーション専攻博士前期課程、同人間情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了。1999年博士(学術)学位取得。中部大学中部高等学術研究所助手、同研究員を経て2001年4月から現職。愛知淑徳大学、愛知学院大学、名古屋造形芸術大学で非常勤講師を務める。
演者業績
著書に『日本華僑における伝統の再編とエスニシティ―祭祀と芸能を中心に―』風響社(2001)。論文に「長崎華僑における祭祀と芸能」『民族学研究』63巻2号(1998)、「日本華僑における芸能伝承形態及びエスニシティ―横浜の場合―」『中部大学人文学部研究論集』3号(2000)、「長崎に伝承される中国音楽―『明清楽』の再考―」『長崎談叢』(長崎史談会編)89号(2000)、「日本華僑における龍踊の伝承と形態―横浜、神戸、長崎の場合―」『同朋学院名古屋造形芸術大学研究紀要』6号(2000)、「『地域振興』における『文化』の受容と操作―『長崎おどり・ちゃんぽんフェスタ2001―』の創設過程から―」『香川大学経済論叢』74巻2号(2001)、「中華街における祭祀・芸能の創出と華僑エスニシティの再編―長崎・神戸・横浜を比較して―」吉原和男・クネヒト・ペトロ編『宗教とエスニシティ』風響社(2001)、などがある。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
日時:2001年10月12日(金) 午後6時〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階・地域研究センター第一共同研究室
演者:王建新(神奈川大学日本常民文化研究所外国人研究員、慶應義塾大学文学部講師)
演題:「漢族の移住と拡大ー新疆ウイグル自治区での父系血縁原理の役割を中心に」
演者紹介
1956年中国新疆ウイグル自治区ウルムチ(烏魯木斉)市に生まれる。文化人類学専攻。中国新疆大学法学部法律学科卒業。1992年埼玉大学大学院修士課程修了。1996年東京大学大学院博士課程満期退学。埼玉大学、法政大学、東京家政大学、東京学芸大学、都立大学、武蔵大学で講師を務める。慶應義塾大学文学部で洋書購読と東洋史特殊、大学院文学研究科で東洋史特殊講義を担当する。主な研究領域は、中央アジアの民族伝統の創出、中国のイスラームの社会と文化、イスラームの女性。新疆ウイグル自治区のカシュガル・トルファン盆地・ウルムチ市、甘粛省の蘭州市、臨夏市、寧夏回族自治区の銀川市、内蒙古自治区のフホホト市などで農業生産や宗教儀礼に関する現地調査を行う。今回は、ウイグル自治区の漢族集住地域、マナス県での漢族の移住と親族組織の変遷に関するものです。
主な業績
「維吾爾族的薩満と日本民族的薩満及国外薩満教研究的幾個問題」『新疆師範大学学報』第3期、1994。「トルファン地域文化における分立と統合―ウイグル族の日常生活と聖者信仰をめぐって―」『内陸アジア史研究』第11号、1996。Religious
Legitimation in the Healing Practice of An Uyghur Preacher.Journal of
Asian and African Studies, No. 52, 1996。「ウイグル人のイスラム信仰」『アジア遊学』No1(越境するウイグル)勉誠出版、1999。A
Sayxil Vocabulary-A Preliminary Report of Linguistic Research in Sayxil
Village, Southwestern Xinjiang-. CSEL Series,Department of Linguistics
Kyoto University, 1999。 「マナス県城の土着的環境観と風水文化」西澤治彦他編『大地は生きている』てらいんく、2000。「日本的穆斯林社会と文化」『回族研究』第2号、2001。「西北地方の回族―経済発展をめぐる民族と宗教の行方」佐々木信彰編『現代中国の経済発展と民族』世界思想社、2001。
『新疆ウイグルのバザールとバザール』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所『イスラム文化研究』74集、共著、2001年9月刊行予定。
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| ◇慶應義塾大学人類学研究会のお知らせ |
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慶應義塾大学地域研究センタープロジェクト『危機の共同体―東シナ海周辺の女神信仰と女性の祭祀活動』(研究代表者:野村伸一、2000年〜2002年)の第4回研究会を兼ねて行なうものです。
日時:2000年6月20日(火) 午後6時30分〜
場所:慶應義塾大学(三田)大学院校舎8階地域研究センター第一共同研究室
演者:高梨一美氏(東横学園女子短期大学助教授)
演題:伊良部カンムリ御願を中心に−宮古の冬祭考(スライドあり)
沖縄県宮古島の北西に浮かぶ伊良部島に伝えられている、伊良部・仲地の冬季の祭祀、カンムリ御願を紹介し、類似性が指摘されている宮古島狩俣のウヤガン、池間系のユークイなどと比較する視点を探る予定です。
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